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マイホームの新築時に気をつけておきたい注意点

構造について 

「台風が来ても雨漏りしない」

説明図

日本列島は台風の通り道と言われています。
毎年、台風が来る度にビクビクしていた人は特に、新築検討の際にセールスから言われる「この家は台風が来たってびくともしませんよ」との言葉に弱いのもうなずけます。

たしかに最近の住宅は昔と違って台風に対しても格段に強くなりました。
窓サッシや屋根材、屋根や外壁に用いる防水下地シートの性能や工法の向上のおかげで、かなりの台風が来ても雨漏りなどが少なくなった事は事実です。

それでも台風時の雨漏りを完璧に防ぐことは出来ません。

考えても見て下さい。台風時の雨は真横から、時によっては下から吹き上げてくることもあります。
住宅の雨仕舞というのは基本的に、雨は上から降ってくるものとして考えられています。
下から降ってくる雨に対しては完全に対応できないのが道理なのです。

住宅には必ず換気口というものが設けられています。軒裏換気や換気扇の為のものなどいろいろ有りますが、ほとんどのものは真横から吹き付ける風速50m以上の防風雨には対応できないでしょう。 住宅は潜水艦ではありませんので、完璧な防水を期待するほうが土台無理な話なのです。

暴風雨の画像
もちろん、台風以外の普通の降雨時に雨漏りするなんて論外ですが、台風時の雨漏りにことさらクレームをつけまくるのもどうかと思います。

大切なのは、そういう万一の雨漏りや設備からの漏水等が有った場合にも対処できるようになっているかどうかだと思います。つまり、後々トラブルが生ずるような構造になっていないかどうかです。

昔の家なら台風で雨漏りが有ったとしても、一週間もしないうちに乾燥してすっかり元通りになったものです。
(内部の紙や木の表面に跡が残るのは仕方がないのですが)

しかし、最近の住宅は、高気密高断熱、Q値C値などということばかり優先させて、下手すると漏水した場合の水の逃げ場を作っていないものも多く存在します。
水が密閉部分に溜まって、長い間乾燥せずに構造材を腐食させたり、断熱材に浸みこんでカビを発生させたり、断熱材の種類によっては断熱材そのものを溶かしてしまったりというような事も起こり得るのです。

暴風雨による雨漏りの画像

特に気密性の高さを売り物にしている住宅なら、是非とも「万が一屋根や外壁から雨漏りした場合、その水はどうなるのか、その水が乾燥するまでの期間は、その場合の対処法は?」などを質問してみてください。
「絶対に雨漏りなんかしませんから」などと答えるようなら、その業者(又は担当者)は要注意です。

建てる側も、どんな台風が来ても雨漏りしないなんて慢心したりせずに、万が一の雨漏りに対する工夫をもう少し真剣に考えておくべきかと思います。



台風などで雨漏りがして、その後の乾燥が充分かどうかは木材の表面を見れば大体わかりますが、なお詳しく知る必要があれば含水率を調べることになります。
最近は簡単な水分計が販売されていますので素人でも大まかな測定ができるようになりました。建物内部の木材の含水率は通常10〜20%ぐらいですから、漏水後しばらくしても20%を越えているようであれば何らかの対策を取る必要があります 。


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なんの事前準備もせずに展示場めぐりをしますか?
今は無料で情報が手に入る時代ですよ。


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