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マイホームの新築時に気をつけておきたい注意点

基礎について 

「基礎工事は冬場を避ける」

基礎工事は冬場を避けるの説明図

基礎の多くは鉄筋コンクリート造になっています。
冬場はコンクリート打設後の乾きが遅い上に凍結の心配もあるので、親戚や知人から「基礎工事は冬を避けるのが常識だよ」などという助言を寄せられることがあるかもしれません。

コンクリートは打設後に所定の強度に達するまで、ある程度の温度と湿度を保ってそっとしておいてやる、いわゆる養生期間が必要です。冬場などの温度が低い場合はその養生期間を長くしたり、養生シートをかけるなどして保温対策をとります。もちろん生コン会社からもその季節にあわせて温度補正したコンクリートを仕入れて打設します。
その辺りの事は工事管理をする人なら常識ですので、少なくとも名の知られたハウスメーカーやビルダーであれば、あまり季節については気にする必要もないでしょう。なんと言っても品確法によって施工業者には10年間の瑕疵担保責任が義務化されており、構造耐力上主要な部分である基礎もその劣化を軽減させる義務があります。万一基礎強度がでていないことで手直しするようなことになったら大変な費用がかかりますから、リスク管理の上からも業者はその点をおろそかに出来ません。たとえ現場監督に知識が無かったとしても工事マニュアルにはしっかりと養生方法が記載されており、下請け業者にも徹底されているのが普通です。
冬の基礎工事養生写真
ただ、次のような場合は注意が必要です。
施工業者の規模が小さく専任の現場監督がいないような(例えば大工さん直請け)場合は、養生をいい加減にされてしまう場合もあります。事実、いまだに雪が降り積もる中でなんの養生もされていない基礎工事現場を見ることもありますし、霜柱で土間コンクリートが浮き上がってしまった現場をみたこともあります。
それと、最低気温が氷点下を大きく下回る寒冷地ではやはり冬季打設は避けたほうが無難かもしれません。

冬の基礎工事写真

冬場のコンクリート打設はできれば避けたいと思う方は多いと思いますが、実は真夏のコンクリート打設も急激に乾燥しやすいのであまり好ましく有りません。まあ、どちらかといえば春や秋の気候が安定しているときが良いに違いはないのですが、さて、基礎工事の時期だけにとらわれるのはどうでしょう。
基礎工事の時期にとらわれるより全体工程を優先したほうが合理的なのではないかということです。
つまり、引っ越しの時期とか建物完成時期の方を優先した方が良いのではということです。
子供の学年代わりに合わせて春休み中に引っ越しをしたい場合や、正月を新居で迎えたい場合、あるいは転勤や出産時期との兼ね合いなどで最適な建築スケジュールというものがあると思います。
最近の住宅(特にプレハブ住宅)は着工から完成までの期間が短くなっています。例えば春休みに引っ越しするとなれば真冬に基礎工事という工程になるかもしれません。そんなときに「冬場の基礎工事は・・・」という言葉だけにとらわれるのはどうでしょう。

わたしは、寒冷地以外で信頼できる業者に依頼するのであれが「冬季の基礎工事」についてはさほど心配する必要はなく、それよりも引き渡し時期を優先させるべきだと思っています。



基礎の養生方法は施工業者ごとにいろいろな方法があります。帯状のポリエチレンフィルムを基礎天に施こす簡易的なものから、毛布のような厚手の保温マットで立ち上がり部分を覆うようなものもあります。
その中間的な方法で、シルバーシートやブルーシートで基礎全体をすっぽりと覆う方法もたまに見かけます。


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