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マイホームの新築時に気をつけておきたい注意点

業者との付き合い方について 

「現場職人への茶菓サービスは大事」

説明図

現場が始まると多くの職人さんが出入りすることになります。

昔は現場普請の際には、おやつ時刻の茶菓サービスやお昼時にお茶を出したりすることは当たり前という時代がありました。
(まあ、その土地土地の風習の違いにより、程度の差はかなり有ったとは思いますが)

そういう習慣が有った名残なのでしょうが、今でも「現場の職人さんにサービスを良くしておけばしっかり作ってくれる」と思っていらっしゃる方も、或いは(本人は知らなかったけれど)周りの人からそのような忠告をもらって「そんなものか」と思われていた方も多いと思います。

しかし現在、大工さんに直接請け負わせるような形態での工事で無い限り、そんな心配はまず必要ありませんのでご安心下さい。

現場の茶菓サービス


確かに、現場の職人さんにすれば、いろいろと施主さんに気にかけて貰うということは嬉しい事には違いありませんが、あまり干渉されることは好みません。
茶菓サービスを受ける事によって仕事の質に差が出るようでは本当の職人とはいえませんし、また現在の住宅建築というものはほとんど図面やマニュアルどおりにしか作れないようなシステムになっていますので、各職人さん個人の思惑が入り込むような余地などはあまりないのが普通です。
例えば「施主のサービスが無いから手抜きしてやれ」といい加減な仕事をするとしましょう。しかし、それを親方や現場監督に見つかって、やり直しをさせられたり、次の仕事をさせてもらえなかったり、手間賃をカットされたりする可能性は十分にあります。つまり一時の憂さ晴らしというメリットよりも、それがバレた場合のデメリットのほうが遥かに大きいわけで、そんな勘定に合わないことは誰もしないわけです。

また、昔と違って、最近はほとんどの職人さんが車で現場に通いますから、昼の弁当をはじめとして自分が好きな食べ物や飲み物は自分で調達して、好きな時に休憩したり食べたりすることが当たり前になっています。
そんな訳ですから、午前中のやっと仕事に脂が乗ってきた頃に、施主さんが熱いお茶とおまんじゅうを持って来て「まあ、ちょっと休憩して下さいや」と言われても、本人は冷たいコーラとロールケーキをコンビニで買ってきていて適当な時に楽しみたいと思っていたとしたら、これがほんとの有難迷惑というわけなのです。

今のは少し極端な例だったかもしれませんが、本当に有り難い時もあれば、有難迷惑の時もあるというのが実情なのではないでしょうか。

人間同士のつきあい方に定型というのはありませんので、一概に現場での茶菓サービスは不要だというのではないのですが、自分では「面倒くさいな」と思いながらも「手を抜かれては困るから」という理由で行うのであれば、全く必要のない事だというのは確かな話です。



基本的に現場への茶菓サービスは不要と思っていますが、「それでも何もしないのは・・」とご心配な方は、たまに現場に顔を出したときに「お好きなときに召し上がって下さい」と日持ちするものを置いてくるのが良いと思います。
飲み物は缶よりペットボトルのほうが扱いやすいし、お菓子類は小さくて個装されているものが好まれます。


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