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マイホームの新築時に気をつけておきたい注意点

構造について 

「構造上できません」

構造上出来ませんの説明図

間取りや外観等の設計打ち合わせは楽しくも有り、マイホームを建てるという実感が本当に湧いてくる時でもあります。

設計打ち合わせで一番多いパターンは、業者側が基本的な要望をいれた基本設計図を予め描いてきて、それに対して、ここはこうしたい、あそこはこんなふうにという施主サイドの変更要望を加えながら修正し、作り上げていくスタイルだと思います。

例えば「階段の幅をもう10センチほど広くして欲しい」とか「屋根はもう少し勾配をつけて格好良くしたい」とか「この窓をもっと大きくして見晴らしの良い部屋にしたい」とか。

しかし、全てが希望通りにかなうわけでは有りません。
相反する要望とか、予算に合わない要望とかもありますから。
でもそんな打ち合わせ過程で、業者側が口にする言葉で注意しなければいけないものがあります。それが、「構造上できません」です。

構造上出来ません
施主としては、専門家からそう言われると仕方がないので諦めてしまう事が多いのですが、実はそうとばかりも言えない場合が多いのです。

「構造上できません」という言葉がでるのは次のようなケースが考えられます。

  1. 本当に構造的に弱くなる
  2. 法令違反になる
  3. 業者のマニュアルから外れている(製造ラインに乗らない等)
  4. 変更するのが面倒くさい


2と3、これは仕方がないでしょう。
ただ、2の場合でも、本当は担当者がそう思い込んでいるだけで法令上うまく逃げられるケースもあるはずですが、それはここでは置いておきましょう。
3の場合は、基本的にその業者を選んだ事が原因ですから諦めるより仕方がありません。ただ、もう少し詳しい事がわかる人ならば、うまく処理する手段があるかもしれませんので、どうしてもその点にこだわりがあるのなら、他の担当者に確認してみる事も大事です。

問題は1のケース。
構造的に弱くなるのであれば、補強する事で解消出来る場合がほとんどです。
ただ、補強をすれば、その分が価格に跳ね返ってきますから、本当は「その変更をすると、構造補強をする必要があり、価格がこれだけアップしますがよろしいですか?」と聞くべきなのです。
ところが、どの程度の補強が必要で、それによって金額がどの程度上がるのかが直ぐには判らないので、一旦「構造上できません」と言っておいて施主側の反応を見る訳です。あっさりとその要望を引っ込めてくれればそれでいいし、どうしてもというのなら時間をもらって検討するというスタンスですね。
このケースは結構多いので、取り敢えずは「構造上どういう問題があるのかを、もう少し詳しく教えてもらえませんか」と尋ねてみるのが良いと思います。詳しい人ならば親切に教えてくれるはずです。

一番困るのが4のケースです。
あまり構造に詳しくない営業マンに多いのですが、とにかく打ち合わせの時間を少なくしたいので、変更を極力排除しようとするわけです。
営業マンだけでなく設計担当者にもいますので困ったものですが、結構このケースは多いのですよ。
こんな場合は、ダメだという理由をしっかり尋ねる事です。詳しい説明もなく「決まりだから」とか「免責扱いになる」とか「やったことがない」などという返事が返ってきたら、一応このケースを疑って見てもいいかもしれません。

やりたくない変更

どの場合にしろ、設計打ち合わせが上手くいくかいかないかは、非常に重要な問題であるにも関わらず、打ち合わせ相手の質と相性に大きく依存するのが実情です。
要望に対して「それは構造上出来ません」と断られ、それに対しての詳しい説明を求めてもチンプンカンプンの返答しか返ってこず、「これはダメだな」と感じたら早めに担当者変更なりを申し入れた方が良いかもしれません。



打ち合わせの際には、記録をとって最後にお互いにその内容を確認し合うのが一番よい方法です。そのためにハウスメーカーの中には複写式の記録用紙を用意しているところもあります。
ただ、打ち合わせをしながら細かく記録をとることは現実的には中々大変ですので、ボイスレコーダーを使うという方法もあります。これは簡単ではありますが、相手方の同意を得る(気分を悪くする人もいますので)ことと、内容確認にかなりの時間を必要とする問題点もあります。


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