ヤンマーという会社は知らなくても「ヤン坊マー坊」を知らない人はいませんでした。
今のテレビCMは企業よりもどちらかと言うと商品を宣伝するものが多くなりましたが、昭和の中頃にテレビが普及しだしたときには企業そものをPRするものが多かったような気がします。
中でも「ヤン坊マー坊天気予報」は天気予報という生活情報を提供しながら、しっかりと企業名と取扱商品を視聴者に叩き込んでくれました。
ぼくの名前はヤン坊 ぼくの名前はマー坊
二人あわせてヤンマーだ きみとぼくとでヤンマーだ
農家の機械はみなヤンマー 漁船のエンジンみなヤンマー
ディーゼル発電 ディーゼルポンプ 建設工事もみなヤンマー
小さなものから大きなものまで動かす力だヤンマーディーゼル
この歌が毎日毎日流れるものですから、子どもたちも完全に諳んじていて、ディーゼルというものが何かはわからなくても、ヤンマーという会社が農業や漁業や建築業などに大変貢献(なんといっても、小さなものから大きなものまで、ですから)している会社であることは十分理解させられました。
まあ 洗脳 というやつですね。