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懐かしい昭和の思い出箱

建て物 

かまど炊きのご飯が食べたい

最近はご飯を炊くのはほとんどが電気炊飯器という時代になりました。
電気炊飯器も昭和30年代に登場した頃は家庭の主婦が寝ている間にご飯が炊けるというだけの便利商品にしか過ぎなかったのですが、時代が進むに連れてIH化されたり、圧力式が登場したり、もちろん保温ジャーとしても使えたりと、各メーカーが切磋琢磨する間に、中国人からも爆買いされるように高級生活用品に変貌してきました。

そんな高級炊飯器の開発者たちが目指したものはなんだったのか?
それはやっぱり「かまど炊きのご飯」だったようです。
ほら、「かまど炊き」という商品名の炊飯器もありますよね。

この写真のかまどは、愛知万博の目玉でもあり現在も跡地のモリコロパークにある「サツキとメイの家」の台所にあるものです。
かまどの全面にある焚口から薪を入れて火をつける、そして「赤子泣くとも蓋取るな」ですよね。出来上がるころには美味しいご飯の(すこし焦げ臭い)香りが家の中に立ち込めるわけです。
炊きたての御飯と大根の葉と豆腐の入った味噌汁さえあれば、それだけで十分でした。
  (ア! ついでに、ナスの糠漬けもお願いします。ハイ)

かまど炊き

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