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懐かしい昭和の思い出箱

食品 

一世を風靡した春日井のシトロンソーダ

「ホホイのホイでもう一杯 渡辺のジュースの素ですもう一杯」というエノケンのCMソングが今でも耳について離れない《粉末ジュース》。
当時はいろいろな粉末ジュースがありました。というよりも一般家庭の子供にとってジュースとは粉末ジュースのことでしたから。
その数ある粉末ジュースの中でも一番人気だったのは、この「春日井のシトロンソーダ」です。コップにシトロンソーダを入れて冷たい水を注ぐとシュワーッと泡立ちながら緑色のメロンソーダが出来上がる。それをゴクゴクと飲み干すとコップの底に白い粉が残る。もったいないからもう少し水を注いで・・・・・。(なんともみみっちい話)

しばらくして、コーラやファンタやミリンダなどというボトル入りの炭酸飲料などに人気を奪われて、粉末ジュース類は家庭から姿を消してしまいましたが、復刻版を出したらひょっとして又人気がでるのではないでしょうか。

そういえば、ちいさなオモチャの潜水艦があって、その中にシトロンソーダを少し入れて水の中に沈めると、初めは自重で沈んでいくのですが、そのうちに中のソーダが水と反応して炭酸ガスが出始め、それによって浮きがってくるという物が有りました。別にシトロンソーダでなくても重曹でも何でも良かったはずですが、なぜかみんなシトロンソーダを使っていました。シトロンソーダと聞くとどうしてもあのオモチャの潜水艦を連想してしまうのは不思議ですね。

一世を風靡した春日井のシトロンソーダ


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