我が家に初めてレコードプレーヤーが登場したのは昭和41年のことです。この写真のような本格的なものではなくもっとポータブルで青色のやつでした。
そのプレーヤーで初めてかけたレコードが舟木一夫の「ブルートランペット」だったことはよく覚えています。
レコードも音楽媒体としての地位をCDに奪われ、それがipod のような 携帯型デジタル音楽プレイヤーに移行する中ですっかり影が薄くなってしまったのに、最近ではまた音楽好きの間で密かなブームを巻き起こしているようです。
まあ私は今更レコードに戻る気はありませんが、音質そのものよりも当時の感傷がかなり混じってのブームなのでしょうね。
私も初めてのレコード「ブルートランペット」はうれしくて何度も何度もかけまくりましたから、すぐにノイズが交じるようになりました。ステレオやプレーヤーを処分したあとレコード盤もほとんど捨て去りましたが、あの「ブルートランペット」だけは今でも記念に保管してあります。