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懐かしい昭和の思い出箱

乗り物 

車掌さんも居たボンネットバス

昭和の後半になってもまだ田舎の路線では活躍していたボンネットバスもさすがにほとんど姿を消してしまい、最近では町おこしや村おこしのイベント等でたまに見かける程度になってしまいました。

しかし、万一衝突した際の安心感(本当の衝突安全性能ではなく精神的なという意味で)は、もちろんこの形状からくるものですが、大変大きなものがありました。

そして、この時代のバスはまだ車掌さんが同乗していましたね。今はワンマンバスが当たり前ですが、車掌さんがいるのが当たり前の時代が懐かしく思い出されます。

小学生の頃に子供4人で隣の○○市にある先生の家に歩いて遊びに行ったことがあります。地図もなにも持たずにただ方角のみを頼りにひたすら歩いていきました。腹が空いてお土産に買った饅頭を一つ一つ食べてついに食べ尽くし、かなり疲れはてたところで路端のおじさんに「ここは○○市ですか」と尋ねたところまだ半分にも至って居ないことを知り、仕方なくバスに乗って帰ってきたことがあります。そのバスの中で自分たちの馬鹿さ加減にお互いに大笑いしていたら、車掌さんに「静かにしなさい」と怒られたことがあります。
あれは男の車掌さんだったか女の車掌さんだったか忘れてしまいましたが、バスの車掌さんで思い出すのはなんと言ってもあの光景ですね。

車掌さんも居たボンネットバスの写真

写真:日本自動車博物館

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