細いストローの先に金属製のチューブから原液を出してつけ、ゆっくり息を吹き込むとこれこの通り透明で綺麗な風船のできあがり。
シャボン玉のようにすぐに割れることもなく、結構大きなものまでできる上に、それを交互に打ち合ってバレーのように遊べるので子供にとっては良いオモチャでした。
大きく作るのにも、膨らませた風船をストローから取り外す際に穴が開かないようにするにもかなりコツが必要でしたので、上手な子と下手な子ではできる風船サイズにかなりの違いがありました。
ですから、大きい風船を作って飛ばすことができれば周りの子に大変自慢できるわけで、この玩具にかなりハマった記憶がありますが、なによりも私はこの原液の臭いが好きでした。
今改めて調べてみると、原液は酢酸ビニル樹脂+酢酸エチル+エタノールでできていたわけで、あまり大量に吸い過ぎると健康には悪い代物でもあったようです。
私は遊びそのものよりも臭いによって中毒になっていたのかも知れませんね。(^o^)