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懐かしい昭和の思い出箱

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宣伝マッチは花ざかり

百円ライターに駆逐され、禁煙ブームで煙草を吸う人の数もめっきり減った昨今、ほとんど見かけなくなったのがお店の宣伝マッチです。

宣伝マッチ全盛期にはどこの喫茶店やレストラン、ビヤホール、バー、いやいや蕎麦屋さんからうなぎ屋さん、それどころか紳士服店、百貨店、電気屋さんにガソリンスタンド、とにかくあらゆるお店で宣伝マッチを用意して来店客に配っていたものです。

まあ、今で言うと宣伝用のティッシュペーパーですが、それよりもコンパクトで使用頻度も高いということで確かに宣伝にともなう費用対効果は高かったように思います。

おかげで、昭和の日本では「マッチ売りの少女」の活躍の場はなく、わたしなどは子供の頃から「どうしてただで貰えるマッチを買う人がいるんだろう? そりゃ売れるわけないでしょ」などと思っていたものです。

デザインもそれなりに個性があって、自分の行動記録にもなるものですから、ある時期からコレクションするようになりましたが、いつの間にか廃棄処分されたようです。
(捨てた覚えは無いんですが、家人が危ないと思って捨てたんでしょう)

テレビドラマでは夫の浮気発覚の証拠物件としてよく使われていましたね。

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写真:兼山歴史民俗資料館

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