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懐かしい昭和の思い出箱

生活用品 

やっぱり怖かった「焼きゴテ」

現在の電気アイロンの前は、鋳物製で重たい「炭火アイロン」などを使っていたようですが、女の人には重すぎて扱いにくいことから、こんな「焼きゴテ」が結構活躍していました。
これを火鉢などの中で熱くして置いて洗濯物の襟やボタン際などのしわ伸ばしに利用していたわけで、すぐに冷えてしまう事以外はそれなりに使い勝手のよい道具だったようです。
ただ、焼きゴテというと、どうしても牛などに焼き印を押すのに使ったり時代劇などで拷問の道具に使われたりと、あまり良い印象はありませんでしたね。
いたずらをして怒られた時などに、近くにこの焼きゴテが熱せられているのを発見すると、別にそれで脅かされたわけではないのに、やはり怖くてすぐに謝って許してもらったものです。

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写真:和倉昭和博物館とおもちゃ館

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