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懐かしい昭和の思い出箱

娯楽用品 

私にも写せます・・8ミリカメラ

今ではどこの運動会や学芸会でもビデオ撮影をするのは当たり前のことになりました。
最近はスマートフォンで動画撮影する人の方が多くはなりましたが、それでも美しい動画を残したいと思う方はやはり専用のビデオカメラを持参されているようです。

このビデオカメラも現在は手のひらの中にスッポリと収まるようになりましたが、VHSビデオが出始めた頃のビデオカメラは肩に担ぐタイプでしたので、どこに持って行くにも大変な荷物ではありました。それが昭和60年頃のことです。

それを遡ること20年、昭和40年に扇千景のCMで大ヒットしたのがこの「フジカ シングル8」という8ミリカメラです。
「私も写せます」が流行語にもなりましたね。
8ミリ映画は専用の映写機が必要で取り扱いも面倒くさく画質も今の動画とは比べるべくもないのですが、このカメラ自体は大変コンパクトでよく出来た製品でした。
ただし、やはり高価なもの(当時の大卒初任給と同じくらい)でしたので、映写機と合わせればそんなに安易に購入できるものではなく、一般家庭よりも少し裕福な家庭や学校備品などとして購入されていたようです。

私にも写せます・・8ミリ映写機

写真:和倉昭和博物館とおもちゃ館

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