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インプレッサスポーツで楽しむのんびりカーライフ

内装あれこれ

左右の死角解消補助ミラー

以前使っていたワイド型ルームミラーが使えない
車の左右後方にはルームミラーにもドアミラーにも映らない死角があるのは分かっていましたので、以前のレガシィツーリングワゴンではルームミラーに被せる形のワイドミラーを使用していました。それも、できだけ大きほうがいいだろうと左右に可動タイプの小型ミラーがついているW385mmのものを利用していました。
左右のおまけみたいな小型ミラーの使い勝手はさほど良くなかったのですが、それでも斜め後方もある程度視界に入っていたように思えました。

しかし、今度のインプレッサスポーツはアイサイトがあるので使えないんです。
左右の小型ミラーを外せば寸法的には納まるようですが、「アイサイトの動作に影響を与えるので標準ルームミラー以外は使わないでください」と説明も受けていますので、敢えてその禁を犯すことは止めました。

アイサイトのオプションとして死角解消アイテムはあれど
実はアイサイトにはオプションのセーフティプラスに後側方支援システム「スバルリヤビークルディテクション」というものがあります。
これは内蔵されているセンサーにより、ドアミラーの死角となる後側方の車両を検知し、インジケーターが点灯して知らせてくれ、その状態で車線変更しようとした場合にはインジケーターの点滅によって注意を促してくれるという代物です。ボルボの安全システム「BLIS(ブリス=ブラインド スポット インフォメーション システム)」と同じようなものですね。

しかしこのスバルリヤビークルディテクションというオプションは単独では選ぶことができず、他のオプションとの抱合せになるために最低でも20万を超える出費が必要となります。それとボルボユーザーのBLISに関するレビューで「誤作動があるので完全には信頼できないため現在は使っていない」という記事がありましたので、それにも影響されて(一番は金額面ですが)セーフティプラスの採用は見送りました。

そもそも後側方支援システムは自分の目やミラーなどで後側方を確認する事が前提となっておりその場合の見落とし(エラー)を防ぐというあくまでも安全補助システムなのですが、人間というものはそもそも怠惰にできているので、だんだん慣れてくると自分で確認もせずに「インジケーターが点灯しないので後側方は安全だろう」と勝手に判断しがちです。このように誤作動や故障もありうるシステムに完全に依存するのは却って危険だろうというのが「採用しない言い訳」になります。(^o^)
死角による接触事故
死角解消のための補助ミラー
そこで車の(特に左後方)死角を解消するための補助ミラー探しをはじめました。
調べてみるといろいろなミラーが販売されています。

大きく分けると、外部につけるものと車内につけるものに分けられます。
外部につけるものはドアミラー内に貼り付けるタイプとドアミラーの上又は下に取り付けるタイプがありました。ミラー内につけるものはミラーの視界を、ミラー上下につけるものはドアミラー周辺の視界を妨げるわけですし接着が剥がれて落ちる心配もありますので対象から外しました。

そこで車内に取り付けるタイプに絞って検討したわけですが、ミラー角度を自由に変えることができる事、そしてミラー周辺の歪みがあってもなるべく広角に写るものを探した結果、下記画像のものにたどりつきました。
取り付け場所は丁度Aピラーの根元ですから他の視界を遮ることもありません。

インプレッサの死角解消のための補助ミラー
インプレッサの死角解消のための補助ミラー(拡大図)

実際に運転席からドアミラーを見たときの角度で隣のワンボックスカーにて死角検証してみます。

● ドアミラーでワンボックスカーの後部を見ることができます。
● 目視でワンボックスカーの前部を見ることができます。

ということは、ワンボックスカーの中央部が丁度死角に入っていることになりますね。そこで、その中央部が補助ミラーに写っていれば死角が解消することになるのですが・・・・・

● 補助ミラーにはワンボックスカーの中央部がちゃんと写っています。
これで死角が解消したことになりますので、このミラーにして正解だったことになります。

但しこのミラー、ご多分に漏れず両面テープの粘着性能があまり良くなく、3日ほどで剥がれてきましたので、いつも使っている3Mの両面テープに張り替えました。このテープは以前の車でもドライプレコーダをフロントガラスに取り付けたりダッシュボード上にサブモニタを取り付けたりして長期間使用してきましたが、剥がれることもなく、また、取り外す際にもきれいに剥がせましたのでお気に入りのテープになりました。

右側は死角がほとんどないことが判り使用せず
さて、左後方用があれば当然右後方にも目を向けるべきで、同じミラーをもう一つ購入して右にもつけようかと思ったのですが、どうもその必要が無いようなので現在は付けていません。
どういうことかというと、右側は左側にくらべて死角がほとんどないようなのです。
私はドアミラー角度は自分の車体が僅かに見える程度にしてなるべく外側を向けて使っているのですが、その状態で右側の後続車が追い越して行くのを観察していると、ドアミラーから姿が消えた瞬間にはすでに窓にその姿が映って目視できる状態になっているのです。つまり、死角がほとんどないんですね。これは体型や着座位置や先ほど述べたようなドアミラー角度設定などに影響されるので全ての人には当てはまらないとは思いますが、こと私に限っては右側用の補助ミラーは不要と判断して当面は使わないで様子を見ることにしました。
取付け位置をドアミラーのすぐ横に変更
補助ミラーを上記取り付け場所に設置して2年経過しました。
設置当初はなるべくそれを気にしながら運転していたのですが、最近はほとんど補助ミラーを見ることがなくドアミラーだけに頼ってしまっていることに気が付きました。

実は最近、追い越し車線から走行車線に戻るときに、左後ろを走っていた車がスピードを上げて追い越そうとするのに気が付かずにハッとしたことがあります。もちろん、ウインカーを出してから徐々にハンドルを切ることにしているのでぶつかるような事はありませんでしたが、これでは補助ミラーがなんの役にも立っていないことになります。

そこで補助ミラーの位置をドアミラーのすぐ横になるように移動しました。ここなら視線移動が少ないので補助ミラーに写る車や自転車などを見逃すことが少なくなるでしょうし、これまでよりドアの枠などの遮蔽物も少ないのでとても見やすくなりました。

補助ミラーの最適位置 ドアミラーとの視線移動が少なく
遮蔽物もなくて見やすい位置

ミラー角度は接着剤で固定

取り付け位置をドア自体に変更したので、ドアの開閉時(特に閉めるとき)にミラーの角度が少しずつズレることがわかりました。ミラーは少し硬めの球体嵌合接続ですからこれは仕方ありません。 そこで球体嵌合部を(最適な角度を確認して)瞬間接着剤で固定しました。
接着剤で固定して以降はどんなにバンバン開閉してもミラー角度が変わることはありません。

一時は電子サイドミラーも検討したが
実は、最近後付タイプの電子サイドミラーなるものも出てきましたので、先の補助ミラーの位置にモニターをつけてドア外に取り付けるカメラの映像で死角解消を図ろうかとも思ったのですが、そうするとそのモニタ映像だけを頼りにしてドアミラーを見なくなるような気がします。
最近はHonda eなどで電子サイドミラーを標準設定している車種もでてきたようなので、それもありかなとは思うのですが、後付タイプは大きさや品質面で車メーカーがお墨付きを与えているものとは全く違うので、やはりそんなものをメインとして頼りにするわけには行きませんからね。




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