インプレッサスポーツで楽しむのんびりカーライフ

ドライブレコーダー付きデジタルルームミラー

なぜこの製品に切り替えたのか
このたび、ドライブレコーダー付きデジタルルームミラーを装着しました。
実は、ドライブレコーダーやルームミラーにどうしようも無い不満があって、それを解消するために商品を探したわけではなく、逆に、ネット上でこんな商品がある事を知って「そういえば、これまでの環境にも不満点はあったな」と思い出して、勢いで購入したというのが真相です。
では、具体的にどんな不満点があったのか。
ドライブレコーダーの不満点
１：これまでは、「前方+室内」ドラレコと後方ドラレコの２つを別々に設置していたのですが、機器が２つあるわけですから、時計合わせとかSDカードのフォーマットとか、録画の確認などで２倍の手間がかかっていたことになります。
「前方＋後方」一体ドラレコならその手間が半分になります
（室内録画なんてのは余り役に立たなかったし）

２：これまで実際に事故に遭遇してドラレコが役に立った経験がなく、ドラレコの主な使い道は、旅行などで「この景色を録画で残しておきたい」と思ったときに録画保存ボタンを押す程度のことでした。
このボタンを押す動作、そして先に述べた時計合わせやカードのフォーマット、これらの操作性が今ひとつ良くはありませんでした。こういう操作をするにはドラレコ本体や画面が小さすぎて扱いにくかったのです。
ルームミラーの不満点
もともと車に標準で付いているルームミラーというものは、リアガラスに映る風景を最大に表示できるように倍率を高めてあります。つまり拡大鏡でもあります。
ですから、後方の車は実際よりもかなり近く見えるし、その分視野角も狭くなります

私は後方左右の車がどんな動きをしているか、つまり追い越しをかけてくるのかどうかを早めに知りたいので、小さくてもよいので視野角の大きな「ワイドミラー」のほうが好きでした。
そこで、前に乗っていた車はそういう市販品をつけて居たのですが、このインプレッサにするときに「アイサイトに悪影響を与えるかも」という営業マンのアドヴァイスを守って標準ミラーのままでいたのです。しかし、やっぱりこの点はずっと気になっていました
2つの不満点を解消してくれた。
このドライブレコーダーとルームミラーのそれぞれの不満点を一気に解決してくれたのが、ドライブレコーダー付きデジタルルームミラーだったというわけです

では、実際に取り付けた写真をみてください。

実に鮮明に広視野角でリア映像が映ります。

この製品は標準ミラーに被せて取り付ける、いわゆる後付タイプですから、配線ケーブルが露出しています。
配線は「電源+前方カメラ+後方カメラ」につながる３本ですが、フロントガラス上のモール内に押し込んで以降は隠蔽できますので、アイサイト周りだけが写真のように露出します。
露出部分は細い両面テープで固定してあるのでブラブラしてはいません。慣れれば全く気にはなりません。

黄色の点線がリアカメラに持っていく隠蔽配線です。

黄色の点線がリアカメラに持っていく隠蔽配線です。

バックドアの内側ガラスにカメラを貼り付け
バックドアが開閉するタイプの車へのリアカメラ取り付けは素人配線の泣き所です。
正しくはヒンジ部分にあるジャバラのゴムブッシュ内を通して配線するのでしょうが、私はそれを避けました。
写真のように配線をたるませて露出したままにしています。ご覧のように荷物を出し入れする際にバックドアを跳ね上げると配線はピンと伸びて邪魔にはなりません。ドアを閉じたときに室内から見るとその分垂れ下がっています。が、慣れてしまえば全然気になりません。

黄色の点線までは隠蔽で、カメラまでは露出。

タッチするミラー自体が操作盤になる
この製品の操作性を良くしているのはミラーそのものがタッチスクリーンになるという事です。 つまり、いつもはデジタルルームミラーとして機能していますが、一旦ミラーにタッチするとスマホのように設定画面が現れます。例えば右上の時計部分をタッチするとすぐに時計合わせ画面が現れてアット言う間に修正できます。静止画や動画保存をしたい場合も、ミラーをタッチして現れる大型アイコンを又タッチするだけです。
残念なのはリアカメラの保存画像が鏡像
使い始めて、びっくりした事が一つだけあります。この製品はドライブレコーダーでもあるので、前方と後方の両方のビデオ映像を記録しています。初めにその後方映像をみて驚いたのは、それが鏡像であった事です。これまでのドライブレコーダーで撮った後方映像は当然ながら後ろを見たときのそのまま（つまり正像）が映っていました。　しかし、この製品はルームミラーに映ったそのままの映像が記録されるので鏡像になります。このあたりは、ルームミラーには鏡像が映っても録画されるのは正像となるように設定変更ができると良かったと思いました。