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インプレッサスポーツで楽しむのんびりカーライフ

インプレッサについて

ベースキットを選ばなかった理由

ベースキットとは
インプレッサに限らず、新車購入時の初回見積もりに必ずついてくる「ベースキット」というオプションがあります。
オプションなのですから、購入希望があった場合に限って見積もりに入れるのが普通だろうと思うのですが、「ほとんどの方がつけられますから見積もりに入れておきました」という事で当たり前のようについてきます。
インプレッサのベースキットには以下の物が含まれます。

ナンバープレートベース+プレートロック  \9,240
ドアバイザー  ¥20,500
フロアーカーペット  \30,780
トノカバー  ¥20,520
センターコンソールトレー  ¥3,024

単純合計すると¥84,064 となるのでかなりの金額になります。キットになると別々に注文するよりも割安で値引きも少しは良いらしいのですが、それでも相当な出費になることは間違いありません。
ベースキット
アクセサリーカタログを見ると「インプレッサライフのマストアイテム」と書かれていますし、セールス担当からも「絶対必要なアイテム」のように説明されるので、そのまま購入される方も多いのでしょうが、私は初めから不要である旨を伝えました。

価格も高いし、不要なものもある

理由は、個々の金額も高いし不要なものも含まれているからです。
それぞれについて、具体的に説明します。

まず、ナンバープレートベースですが、これはナンバープレートにクロームメッキの枠をつけるだけのことで、意匠的面でこだわるのでなければ機能的にはなんの意味も無いからです。私はナンバープレート周りはシンプルなほうが好きですし、もし必要ならば通販で前後合わせて2,000円程度出せば購入出来ますので、これは不要と考えました。

ドアバイザーですが、これも雨の日に窓を少しだけ開けたい場合に使う以外は利用価値が無いように思うので、エアコン完備があたりまえの今では(喫煙者以外は)不要なのでないでしょうか。そういえば、炎天下の駐車時にすこし隙間を開けておくことで換気が取れるという利点もあるかもしれませんが、私は防犯上しっかり閉めておきたい方ですのでその必要はありません。サイドからの日差しを少しだけはカットできるという意見もあるでしょうがその効果はたかが知れています。
実は以前乗っていたレガシーB4やツーリングワゴンではドアバイザーをつけていたこともあります。どちらもサッシュレスドアでしたからドアバイザーはドアではなく屋根に固定されているタイプで、乗り降りのじゃまにならないように細幅のスッキリしたデザインでした。
サッシュレスドアのドアバイザー
それであまり気にならなかったのですが、今のインプレッサはドアにしっかりと幅広デザインのバイザーがつきますのでスッキリ感が無くなりました。それも理由の一つですし、禁煙して以来ドアバイザーを使ったことがありませんでしたのでこれも不要としたわけです。

フロアーカーペット。これはマストアイテムと言って良いでしょうから、これが含まれていることでベースキットを買ってしまう人が多いのだと思いますが、そもそもこの絨毯調マットは汚れがつきやすく取れにくいので衛生面からあまり好きになれません。これについては「純正フロアマットの代わりに」で述べているとおり、私は樹脂製のマットを別途購入しました。おなじ絨毯調マットにしても各車種に合わせたマットが通販なら1万円程度で購入できますし、安価で扱いやすいゴムマットなども簡単に入手出来ますので、敢えて純正に拘るのでなければ外しても問題ないと思います。

次のトノカバーですが、これはラゲッジルーム内の荷物に蓋をして外から見えないようにするためのアイテムで視線や日光を避けることができるので初めは魅力的に思えるのですが、実際はほとんど使わない人が多いと思います。前に乗っていたツーリングワゴンにつけていたのですが、実際に使ったのは最初の2ヶ月ぐらいで、一度ラゲッジ床の収納スペース内に入れたが最後ついに使うことはありませんでした。

最後のコンソールトレーも、あまり使い勝手がよいと思えませんでした。基本的にはスマホを充電するときの置き場所として考えられた製品だと思いますが、これがあるためにトレーにもう一つの蓋ができるわけで、却って利便性を損ねるので不要と感じました。これについても「コンソールボックスの有効利用」で述べているようにもっと便利なものが100均で見つかりましたので選ばなくて正解だったと思います。

値引きの原資になりやすいベースキット

以上のように私の環境、使い方ではベースキットの必要性は感じず、これを外して樹脂製フロアマットのみを10,000円程度で別購入しましたのでかなり出費を抑えることができました。

時々、このベースキットを無理強いしてくるセールスやディーラーがあるようで、「これを付けたほうが値引きを大きくできるので、例え不要であっても付けたほうが絶対お得ですよ」というような推められ方をするようです。しかし、原価がアップするのに売値を安くするような商売があるはずもなく、これは値引き額を大きく見せつつ粗利総額を増やすことが目的だと思いますので、不要なものは不要としつつ、値引き額はそれとは別にしっかり交渉するほうがよりスマートだと思います。





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