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インプレッサスポーツで楽しむのんびりカーライフ

カーナビ・オーディオ

スマートウォッチをカーナビとして使う

最近、スマートフォンの代わりに通話SIMを内蔵したスマートウォッチを日常使いすることが多くなりました。
もちろん、腕時計と同じサイズですから、画面が小さくて見づらく入力しづらくCPUも非力なので、完全にスマートフォンに代わることはできませんが、ちょっとした外出程度ならわざわざスマートフォンを携帯しなくても、これ一つで十分用が足りるのです。
(このスマートウォッチLEMFO LEM10についてはこのページを参照ください)
スマートウォッチを車載用としても活用できそう Androidスマートウォッチ
はじめは、自宅内でウロウロしているときや犬の散歩に出たりするときにはスマートウォッチで、買い物や車に乗って外出する時にはスマートフォンも携帯するという使い方をしようと、スマートウォッチ内に通話SIMをいれ、スマートフォンに通信SIMをいれて運用し始めたのですが、しばらくするうちに車で外出するときにスマートフォンを忘れるようになってきました。
もちろん、長距離ドライブなどのときはAndroid Autoを利用するためにスマートフォンは欠かせませんが、買い物や家族の送迎程度であればそんなに不自由は感じないのです。

車載オーディオ FH-9400DVSとは自動的にBluetoothで接続されますので、電話もミュージック再生もすべて小さな時計画面ではなくFH-9400DVS画面で操作できますし、Androidアシスタントの音声操作も可能ですので、わざわざスマートフォンをUSB接続してAndroid Autoを使用するよりも快適なぐらいです。
LEM10は32GBのストレージ容量がありますので音楽ファイルを保存しておくにも十分な容量はありますし、そもそもSpotifyを利用していますから、いくらでもストリーミング再生を楽しむことができます。
ただ困ることは、こんな使い方をしているとスマートウォッチのバッテリーがすぐに無くなることです。FH-9400DVSとBluetooth接続して1時間もするとバッテリー容量が半分くらいになってしまいます。
やはりスマートウォッチで音楽を聞くなら充電しながらでないといけないし、充電するとなれば腕から外して所定の場所に設置しなくてはならないし、どうせ設置するなら見易い場所にしたいし、見易い場所にするならついでにカーナビ代わりにならないかと思いをめぐらせたというわけです。
どこにスマートウォッチを設置するか
まず肝心なのはどこにスマートウォッチを設置するかということでした。
はじめは一番見やすいハンドル付近はどうかと思いました。
ということで、メインディスプレイの上辺りに鰐口クリップ式のホルダーを取り付けて、そこに設置することにして、いざホルダーを購入しダッシュボードのエッジ部分に挟んでみたのです。ところがインプレッサのエッジ部分とは形状的な相性が悪いようでスッキリ納まってくれない上に、なんとなく視界の邪魔になるのです。
そこで中央にあるマルチファンクションディスプレイ下のエッジ部分に挟んで止めることにしました。ここなら全く視界を妨げることはありませんし、挟み込み加減もかなり良くなりました。

どこにスマートウォッチを設置するかの説明文 この位置なら視界を邪魔しない


充電端子部分をガードするアダプターが必要
本当はそのまま、ホルダーの鰐口でスマートウォッチを上下から挟んで取り付けてしまえば良いのでですが、このLEM10の充電コード側の端子形状はT字型をしており下側にコードが伸びているため、充電状態で上下からウォッチを挟んでしまうと端子が外れてしまうのです。

スマートウォッチの充電端子部分 充電端子部分がこんな具合なので
上下で挟むとはずれてしまう

T字型でも上の方にコードが伸びているか、横に伸びていてくれれば何ということもなかったのですが、まあメーカーの方も上下から挟まれるとは思っていなかったでしょうから仕方ありません。
充電コードを接続した状態でも上下から挟み込めるアダプタを探すか作るかしなくてはなりません。
こんなときに役に立つのが百均です。なにかそれらしいものはないかと物色し探し当てたのがセリアの吹出口用スマホホルダーでした。

セリアのスマートフォンホルダー 探し当てたのが百均セリアのスマホホルダー


写真を見ていただければよく判りますが、これがまたこのために作られたかのようにピッタリとアダプターの役目を果たしてくれます。ウォッチを巻きつけても背面に空間ができるので端子を保護してくれますし、すぐ隣のくぼみ部分で上下からしっかり鰐口に固定されるのです。本当は、適当な物を探して少し加工を加えるつもりだったのですが、その必要は全くありませんでした。

セリアのスマートフォンホルダーを使って時計を設置 時計の背面に空洞ができ充電端子部を保護

画面は小さいが音声案内でナビとしても使用可能
さて、実際にグーグルマップでカーナビとしての利用をしてみた結果ですが、「まあ、なんとか使える」というものでした。
とにかく画面が小さいので行き先入力はアシスタントの音声入力で行います。
「OK,Google!」ー「〇〇までナビして」 で、ちゃんとナビを開始してくれます。
後は音声ガイダンスにしたがうまでですが、なんとかそれなりに導いてはくれます。
ただし、FH-9400DVSの画面でAndroid Autoを使うときに比べたら、コースを外れたときの修正やゴール付近に来たときの案内精度は今ひとつの感じでした。
やはり、まともに使うというよりも、「困ったときにこれしかなければ使う」程度と割り切った方が良いでしょうが、これだけ出来るだけでも安心感はあります。

スマートウォッチを車載ナビとしても活用 まあなんとかナビとしての役目は果たします

充電しながらの使用できるのが車載利用の利点
普通にカーナビとして使うには荷が重すぎますが、音楽を聴きながら充電できる充電台と思えばなかなか価値があります。
車を運転しながら単に充電するだけなら、どんどバッテリー残量は回復します。(これは当然ですね)
充電しながらBluetoothで音楽再生をするような使い方なら、バッテリー残量は増えもせず減りもせずという感じです。
充電しながらBluetoothで音楽再生しマップでカーナビとして使うとバッテリーは徐々に減って行きます。減り方は通常の腕にはめての使い方と同じくらいでしょうか。多分満充電状態から使い始めて8時間ぐらいで残量警告(15%)がでるぐらいだと思いますので、まあまあですね。
ただ、スマートフォンをUSB経由でAndroid Auto使用の場合はバッテリー残量が減ることはなくどんどん増えるばかりですから、やはりロングドライブならAndroid Autoですね。




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