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インプレッサスポーツで楽しむのんびりカーライフ

車中泊

車中泊用目隠しシェードを自作

車中泊の必需品と言われるのが目隠し用のカーテンやシェードですね。
夜間は明るい室内は外から丸見えになりますから、プライバシーの確保や防犯上からも必要なアイテムです。
車種によっては純正オプションが用意されているものもありますが、残念ながらインプレッサスポーツにはありません。
また、純正でなくても車種に合わせた専用シェードを販売している業者もありますが、インプレッサスポーツはあまり需要が見込めないためなのか販売リストには載っていませんでした。
私は前の車(レガシィ)でも自作のシェードとカーテンを使っていましたので、インプレッサでもその方法で自作することにしました。
材料は厚さ1センチの発泡ゴム
材料はホームセンターの建材コーナーで売っていたラバーシート。1820×910×10mmのもので一枚1500円程度の商品です。 ラバーシート
素材はニトリルゴムで、ゴム手袋などによく使用されていますので人間にとってそれほど有害性はありません。(ただし、一部の人はアレルギー反応を起こすとの情報もあります)
発泡成形された厚みが1センチありますので、これを窓に合わせて適切にカットして作れば、軽く押し込んでやるだけで固定できるほどしっかりしています。とはいってもそのままにしておくとそのうちに外れ落ちますので何箇所かを吸盤で固定します。

このシェードの良い所は光を完全に遮断することと、ある程度の断熱性があることです。
そしてハサミで簡単に裁断できるので加工しやすいことです。また、吸盤をつけるために所々に穴をあけてもそこから破れ目が広がることもありません。
はじめのうちはカット部分の断面等からわずかにゴム臭がしますが、すぐに慣れますし、そのうち臭いも消えてしまいます。(車中泊間際になって作成するよりも、なるべく早めに作成して置いたほうが臭いに悩まされる心配もないと思います)
高温にも強くて、車中泊しないときには家の屋根裏(夏は50度以上になると思いますが)に放り込んでありますが変形することもありません。
窓に合わせて型紙をつくる
作り方はとても簡単です。
初めに窓に合わせて型紙をつくります。
これについては、窓ガラスに霧吹きしてそこにビニールシートを貼り付けて油性ペンなどで外形を描きとる方法などもあるようですが、わたしは粘着剤で新聞紙をガラスに張り付けて水性サインペンで描きとりました。(この型紙作りが一番大事ですので丁寧に寸法取りします。) 目隠しシェード用型紙作り
型紙にあわせてラバーシートを裁断する
型紙外形に沿ってラバーシートに切断ラインを描きます。私はここでも水性サインペンを使いました。同じ黒色ですのでそのままでも跡が目立ちませんし水で拭い取る事もできます。描いたラインは光沢がありますから裁断するにも問題ありません。
問題は型紙に対してどの程度大きめに裁断すべきかということですが、小さいと隙間が空いてしまうので論外ですが、あまり大きめに作ると反発があり却って剥がれやすくなります。
私は1~2ミリ程度大きめに作りましたが、予め一つの窓を作ってはめて見てその感触を元に他の窓も作って行った方が良いと思います。 目隠しシェードの裁断
フロントガラス部分は日常的にも利用できる市販の日除け用サンシェード(別頁:遮光フロントサンシェードを参照)を使うことにしましたので、窓は左右前後二箇所とバックドア、それと後方の小窓用に全部で7枚作成しました。
そうなると、実はラバーシート一枚では大きさが少し足りないのです。写真でも分かると思いますが、後席サイドガラス部分が一枚どうしてもとれませんでした。
私は前車で使っていたもののうちの一枚を加工して使いましたが、他の用途でも利用できますから初めから2枚購入しておいても良いでしょう。
所々に黒い吸盤を取り付ける
本当にピッタリできると窓に貼り付けてもそのまま剥がれない事もありますが、温度などによってもそのうち剥がれたりしてきますので、肝心な部分には吸盤を取り付けます。
透明の吸盤はそこから光が漏れますので、出来れば黒色が好ましく、100均のような安物よりは少し高めの国産品のほうがしっかり固定できるのでおすすめです。
取付穴はカッターで小さく十字状に切れ目を入れておいて指でむしり取ってやれば簡単に空きます。多少小さめでもよいので大きく空けすぎないように注意して行います。
穴の外側から吸盤を差し込んで室内側からカードリングで固定すれば出来上がりです。

目隠しシェードへ黒い吸盤取付
下がそのシェードを取り付けた状態です。
吸盤は前席サイドは2つ、後席サイドは一つ、バックドアは4つということで全部で10個を使いました。ラゲッジルームサイドの小さな窓は押し込んでやるだけで落ちて来ることはありません。
車中泊用目隠しシェード取付状態

車中泊用目隠しシェードバックドア取付状態
シェードの取付は3分程度、取り外しは1分程度でいとも簡単に行なえます。




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