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バックカメラの不具合

バックカメラについては別項で記載の如く、オーディオ本体:パイオニアFH-9400DVSと、バックカメラ:パイオニアND-BC8IIの組み合わせで使って来ましたが、3年目の車検を過ぎた頃から不具合が発生しました。

症状としては、時々バック映像が映らなくなるというものです。
つまり、バックギアに入れても画面は真っ暗なままで「車両周辺の安全を直接確認下さい」という警告文字だけが表示されるというものです。
この不具合、バック時に必ず起こるかというとそうでもなく、次の日になるとまた映るようになったり、同じ日でも他の場所に移動したあとでまた起きたりと、ほんとに気まぐれ状態で発生します。

はじめはオーディオ本体の故障かバックカメラの故障かとも思ったのですが、毎回必ずではなく時々気まぐれに発生することから、途中の配線に問題(つまり接触不良)があるのだろうと、配線部分を調べてみることにしました。

接触不良の可能性があるのは「オーディオ本体への差込部」か「バックドア内のカメラから接続するコネクタ辺り」が怪しいので、とりあえず簡単なバックドアの内張りを剥がして疑わしい部分を覗いて見ることにしました。

バックドアの内張りを剥がすのは、上(とにかく引っ張る)左右(内側に引っ張る)下(左右二本のプラスネジクリップを外してから引っ張る)の順で簡単にできました。 【プラスネジクリップは表面のプラス凹部にドラバーを差し込んで緩めるだけでは空回りしてしまうので、根元を押さえながら回す必要があります。】

すると、写真のようにカメラからの配線がグルグル巻にして結束バンドで固定されており、その先で車本体から伸びているコネクタと接続されているのがわかりました。

バックカメラ付近の配線

どうやら純正バックカメラ用の先行配線を利用して取り付けているようで、ND-BC8IIに特殊なアダプタをかませてあったのかもしれません。いずれにしてもこのコネクタ部分の接触不良のせいじゃないかと、コードをしっかりとコネクタに押し込んで動かないようにしてからテープでグルグル巻にして固定しました。
この状態でバック映像が問題なく写り込んでいるのを確認できたので、これでしばらく様子を見てみることにしました。

バックカメラ付近の配線 怪しいコネクタ周りをテープで固定


その後約1ヶ月使ってみて
残念ながら完全には治りませんでしたが、不具合の発生頻度が格段に少なくなったのは確かです。
以前は2~3回に1度ぐらいの頻度だったのが、10回に1度ぐらいになりました。
これでは、たまたまそうなっただけなのか、気温などが影響しているのか、本当のところ良くわかりません。
そもそも本当に接触不良が原因ならば、動作時に映像がブツブツ途切れたりすることもあるはずなのに、この不具合の場合は一旦バックカメラ映像が写ってしまえば途中で映像に問題が起こることもなく、逆にバックギアに入ったときに映像が映らなければその動作中に映りだすこともないので、接触不良らしからぬ動作なのです。

ということで、もう一度コネクタ周りを調べてみる気にもならず、デイーラーや修理屋さんに点検してもらうこともせず(多分点検代や修理費が結構かかるだろうと思うのと、例え直ったとしてもまたすぐに同じ不具合が発生するのではという危惧もあり)、まあ10回に1度ぐらいの不具合なら許してやろうということにしています。
その後半年経過して
10回に一度ぐらいならと思っていたのですが、その後半年経過しても全く不具合が起きていません。問題が起きたのが冬でしたので、気温が上がることによって改善したのか、やはりあの修理が効果があったのか、どちらにしても今は問題なく動作しています。




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