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車中泊

車中泊で電気毛布を使ってみました

春先の車中泊のために車載用電気毛布を買って実際に使ってみたので、それについてご紹介したいと思います。
購入した電気毛布は12Vのアクセサリーソケットに差し込んで使う車載用で、大きさは幅100cm×縦140cmのものです。

車載用電気毛布 この手の商品は
国産メーカーはほとんど商品化していません


暖かいのは100V仕様だとは思いましたが
電源はポータブル電源からとるつもりでしたから100V仕様の一般家庭用電気毛布にすることも考えましたが、私のポータブル電源は100Vコンセントから負荷をとると頻繁に冷却ファンが回ってうるさいので、12V仕様のものにしました。
安物でしたので毛布と言えるほどの厚さはなく、まあブランケットと言ったほうがピッタリかもしれません。(英語では毛布をブランケットと言うらしいのですが、日本では毛布より薄手の膝掛けなどを指しますよね)
コード長さは1.8mで中間に強中弱の3段切替スイッチがついています。

車載用電気毛布というよりブランケット 強・中・弱の3段切替スイッチ付き


実際に使ってみたら
その夜の外気温は6度でしたので、春先とはいえ寒い日でした。
夕食は定番の「握り寿司+チーズ+さきイカ+日本酒+ビール」でちびちびやっていたのですが、アルコールを飲んでいるにも関わらず寒くなってきたので、早速電気毛布をひざ掛けにして使用しました。 
ポータブル電源はコンソールボックスの上に置きましたが、ここが一番使い勝手が良いようです。

車載用電気毛布2 食事中はひざ掛けに使用

温度設定は弱にして使いましたが、これで十分に暖かくなりました。
まあ、通電などしなくても普通のひざ掛けだけでも耐えられる寒さでしたが、やはり暖かいにこしたことはありませんから。

さて、食事が終わっていよいよ就寝です。
寝床は厚さ1センチの発泡ポリエチレンマットの上にエアーマットを敷きます。
上にはこの電気毛布の上に夏用シュラフと春秋用シュラフを開いて掛けます。
電気毛布の温度設定は弱にして眠りに入りました。
これで十分暖かかったので熟睡できたのですが、実はこの毛布は安全のために45分で自動切断されるリミッター付きのタイプだったのです。
もちろん電気が切れてもすぐに寒くなるわけではないのでしばらくは気づきませんが、夜中に2回ほど目が覚めてスイッチを入れ直しました。(寒くて目が覚めたわけではなかったと思いますが、目が覚めたときに暖かくないことに気づいたという感じです)
そして朝6時にポータブル電源の残量がゼロになっていました。
電源容量と毛布の消費電力について
使用したポータブル電源の容量は240Whのものです。
残量表示が78%の状態で車に積み込みましたが、ポータブル電源の実容量は8割ぐらいと言われていますから、計算上の初期容量は240×0.78×0.8=150Wh。
電気毛布の消費電力は強で50.4、中で38.4、弱で26.4Wと記載されていましたが、カタログ値はいい加減ですから弱で30W程度になると思います。そうであれば約5時間は持つ計算になりますが、実際は食事中の利用で1.5時間、睡眠時に45分が3回ですから合計で3時間45分で切れたことになります。
ポータブル電源容量が想定以下なのか電気毛布の消費電力が多かったのかわかりませんが、やはりポータブル電源は満タンにしてから持ってくるべきでした。

電気毛布はやはり暖かいことはよくわかりましたが、このタイプのように自動タイマーが強制的に働くという仕様はどうなんでしょう。確かに安全面では有効だとは思いますが、使い勝手から言えばオフタイマーも選択できる方が良いでしょうし、そうであれば今のポータブル電源では容量不足になるので 大容量タイプに買い替えする必要もでてきます。
まあ、しかしそんなに頻繁に使うわけではなし、暫くは今のままで様子をみることにします。





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