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インプレッサスポーツで楽しむのんびりカーライフ

ドライブレコーダー

リアドラレコも前後カメラにして360度全方位をカバーする

長年使ってきたリアドラレコが壊れる
後方用ドライブレコーダー(リアドラレコ)を天井に取り付け】ページの最後に以下のように述べました。

今度このDRY-AS350GSが壊れたら、この部分にも車内外同時録画タイプを取り付けてみようと思っています。
そうすれば車内最後部から前方の映像も記録されるわけですので、360度死角の無い、しかもレンズ歪みの少ない映像が記録されるはずです。


そしてついにDRY-AS350GSが壊れました。エンジンと同時に録画中の画面がスタートしていたので問題なく作動しているものと思っていたのですが、久しぶりにSDカード内のファイルを確認すると、ところどころで破損ファイルがあったりエンジンOFF前の映像が録画されていなかったりと、とてもいざという場合には頼りにならない状態になっていました。
リアドラレコも前後カメラにすることに
ということで、予定通りにリアドラレコも前後カメラにして360度死角のない全方位ドラレコ環境にすることにしました。

そこで早速機種選びとなったわけですが、はじめに頭に浮かんだのはフロント部に採用した「車内外同時録画ドラレコ AKY-D7」でした。これは機能面で大変満足していたので、同じ機種なら操作も楽だろうと思ったのですが、残念ながらAKY-D7はフロントガラスに貼り付けるタイプであり、天井からマグネットを利用して吊り下げる取り付け方はできません。
結局採用したのは「APEMAN C420D」という中華ドラレコです。 APEMAN C420D
これを選んだ理由は以下の3つです。

  • 天井に吊り下げ取り付け可能(すでに取り付けてあるマグネットに吸着)
  • できるだけコンパクトなサイズ(これまでもラゲッジルームを使うときに邪魔になっていたので)
  • 前後同時録画タイプでローコスト(国産メーカーへのこだわりは無かった)

5,000円以下の中華ドラレコですからハズレをひくかもという思いが無きにしもあらず。しかしその心配はまったく無用でした。
本体、リアカメラ、接続コードが有るのは当たり前ですが、付属品として、リアカメラ固定用両面テープの予備、本体リセット用のピン、配線時に使用する内装剥がし工具まで同梱されています。シガーソケット部にはUSB取り出し口までついています。本体の設定メニューは初めから日本語になっていますし、日本語マニュアルも同梱されています。 いや~ほんとにこれで5,000円以下ですから中華製品恐るべしです。

さて、ここで問題になるのが本体にコード接続するリアカメラの取り付け位置です。
本来は本体をフロントガラスに取り付けてリアカメラはそこからリア部分に持って行くわけですので約5.5m長のコードが付いています。

長過ぎるリアカメラ用コード 長過ぎるリアカメラ用コード

ところが、私の場合は本体をリア部分の天井に後方が映るように設置してリアカメラはその近くに前方が映るように設置したかったのです。
そこで、コードを切断して短く加工してリアカメラは後方中央の内張りクリップ部分に取り付けることにしました。もちろん、前回同様内張りクリップを外して穴付きネオジウム磁石に替えてからです。

大変だったのは5.5mのコードを0.4mに短くする作業です。
カメラ用のコードは極細撚り線を4つまとめたもので、その極細線用のワイヤーストリッパーが無かったものですから被覆をむくのに苦労しました。

極細線コードの被覆むきは大変 極細線コードの被覆むきは大変


カメラと本体差し込みプラブ間になにやら保護回路らしき物体があったので2箇所加工が必要でしたからなおさらです。線同士の接続はエーモンの細線圧着接続端子を用いましたが、線同士を撚り合わせて絶縁テープで固定するだけにした方がスッキリ仕上がったと思います。

エーモンの細線圧着接続端子 エーモンの細線圧着接続端子を使いました


本体の取付部は一般的な吸盤タイプになっていますので、吸盤がつくような丸いスチール板を探していたら、ちょうど百均で買った缶バッチがピッタリサイズでしたのでそれを利用しました。
カメラ取付部はスチール製でそこに両面テープがついていましたので、マグネット部分だけ両面テープをカットしてやったらこれもピッタリ収まりました。

リア部にも前後カメラを設置1 本体とカメラの両方とも天井のマグネットに吸着

リア部にも前後カメラを設置2
ハイ これで一件落着、フロント部分とリア部分それぞれに前後カメラを備える全方位ドラレコができました。
このマグネットを使った取り付け方法は本当に便利です。たまに荷物の積み込み時に当たって外れる事がありますが、その方が機器への損傷もありません。たとえ外れても一時的にコードにぶら下がったままですから、すぐに元に戻せます。
また、左右方向の角度調整も思いのままです。
実はこの機種選定は失敗でした

残念ながら一件落着ではなかったのです。
その理由は以下の写真(リアカメラで室内側前方を映したもの)を見ていただければすぐわかります。

リアカメラの白飛び画像 車内に露出合わせされるので車外は露出オーバーになる

リアカメラで前方を映した映像はご覧のように車外がほとんど見えません。
これは撮影範囲が広い車内の明るさに合わせて露出を決めているので車外部分が完全に露出オーバーになってしまったためです。晴天で逆光を浴びているように映っていますが実は曇りで外部はそんなに明るくは有りませんでした。
この機種にもWDR補正機能はついているのでそれをONにしていてもこの状態です。
では、同じ時に撮影したフロントドラレコAKEEYO AKY-D7のリア映像はどうかというと、下の写真のようにある程度車外映像もそれなりには映っています。 フロントカメラのリア画像 AKEEYO AKY-D7は一体型前後カメラなのでリアカメラの露出もそれなりに調整されているのに比べて、私がリア用に今回採用した分離型前後カメラのリアカメラはもともと車外に取り付けることを想定して調整されているために今回のような使い方は想定外だったということでしょう。
本当はリア用にも一体型の前後カメラを選択すれば良かったかもしれません。しかし、サイズや価格のこともありますし、再度取り替えるほどの必要性も感じていないので当分このままでいく予定ではおります。





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