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インプレッサスポーツで楽しむのんびりカーライフ

車中泊

車中泊の電源として最適なのは

使いやすいのはモバイルバッテリー
車中泊時の電源としてずっとモバイルバッテリーを使ってきました。
用途は、スマートフォンやスマートウォッチ、デジタルカメラのバッテリー充電用が第一、それに加えて照明用ランタンや小型扇風機の電源とし使っています。
とはいっても、ランタンも扇風機も充電タイプを使っていますので、満充電にして持って行けばそれで十分足りるのですが、万が一電池切れになった場合の予備としての位置づけです。
この程度の使い方ですから一泊程度であれば5,000mAhのモバイルバッテリーでも十分な容量でした。

しかし、最近、電気を消費するものが少し増えてきました。
一つは、エアーマットを膨らませるときに使うエアーポンプです。これは息で膨らませることもできるのですが実際にやってみるとかなり大変でしたので、しばらく前からエアーポンプを使うようにしています。

エアーポンプ 息では大変なので使っているエアーポンプ


これはシガーライターから電源を取るタイプなのですが、シガーソケット取り出し口はドラレコや空気清浄機などですでに塞がっている上に、このためだけにキーを差し込んで車の電源を入れるのがとても面倒くさいので、5Vから12Vへの昇圧ケーブルを接続してモバイルバッテリーからその電源をとっています。(ただ、最近はこのエアーポンプにしても充電タイプが増えているようですから、それを使えばこんな必要はありません)

エアーポンプを昇圧ケーブルで モバイルバッテリーから昇圧して電源をとる


もう一つは、別ページでも紹介した車中泊用換気扇です。これはUSB5Vで動作するのですが2つのファン合わせて2.3W程度の電力消費になります。

車中泊用換気扇 USB5Vで2.3W

夕方から朝まで12時間使えば約30Wh。10,000mAhのモバイルバッテリーを使っても(一般的なモバイルバッテリーは3.7V電池を使っていますから単純計算で37Wh、実際に使えるのはその8割程度でしょうから)これだけでほぼ空になってしまいます。
しかし、これは夏の話。冬に車中泊をすることは殆ど無いのですが、春先や秋深くの車中泊で深夜に寒い思いしたことが度々有りました。そんなときに電気毛布があればかなり助かるのですが、電気毛布となればDC12V用の簡単なものでも20Wから30Wは消費します。こうなると最早モバイルバッテリーではとても太刀打ちできないことになります。

余裕のあるポータブル電源

そこで購入したのが容量に余裕があるポータブル電源です。ポータブル電源ならUSB5V給電も、シガーソケットからの12V給電も、コンセントプラグからの100V給電も可能となりますから、これさえあれば車中泊の電気に困ることはありません。
問題はどの程度の大きさ(電池容量)の製品を選ぶかということになります。
もちろん、電池容量が大きいに越したことはありませんが、電池容量に比例して、重さも、そして価格も大きくなります。
いろいろ比較検討して選んだのが「Jackery ポータブル電源 240」です。

ポータブル電源 Jackery ポータブル電源 240

これは電池容量が66,000mAh、電力量にして240Whのものです。持ち運びのしやすさと価格、そしてメーカーの信頼性で選んだのですが、これなら電気毛布もなんとか使えます。

これらポータブル電源は実にいろいろな製品が出回っており、車中泊やキャンプに最適であると盛んに高容量の物が宣伝されていますが、重いものや持ち手がついていないものは使い勝手が悪いので要注意です。車への積み下ろしもそうですが、ラゲッジルームに置いておくだけでなく電源抜きしやボタン操作などは手元に持ってきて行う必要がありますので軽さは大変重要なファクターです。私はラゲッジルームから運転席に移動して操作しています。

プチ車中泊ならジャンプスターターが最適か
さて、では車中泊には必ずポータブル電源を持っていくかというとそうでは有りません。
電気毛布など消費電力の大きなものを使わない季節であればモバイルバッテリーを2つ持っていけば容量的には十分だからです。
そこで最近は、10,000mAhのモバイルバッテリーと12,000mAhのジャンプスターターを持っていくことにしています。
ジャンプスターターとは車のバッテリーが上がった場合に応援を呼ばなくてもエンジンを再始動させることができる器具です。要は一時的に高電圧高電流を供給できるモバイルバッテリーに接続用ワニ口ケーブルがセットになっている製品ですが、これにはUSB給電口も備わっているので、普段は普通にモバイルバッテリーとして、いざというときはジャンプスターターとして利用できるというわけです。

ジャンプスターター 12,000mAhのジャンプスターター


というわけで、暖かい時期ならジャンプスターターとモバイルバッテリー、寒い時期ならジャンプスターターとポータブル電源を持っていくという使い方になりそうです。





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