FH-9400DVSで音を聴いたり映像を見たりする場合、ラジオ、DVD、Bluetooth、USB、AUX、AVなどをステアリングスイッチで簡単に切り替えできるのですが、USBやAUX、AVなどの外部入力を利用するには本体の取り付け時に予めUSB接続ケーブルやミニジャック延長ケーブル、市販のRCAコードなどを背面端子に接続してグローブボックス内などに取り出して置かなければなりません。(下図参照)
私は(AndroidAutoを使う場合は必須なので)USB接続ケーブルと、(音声や映像入力の予備として)ミニジャック延長ケーブルは取り出しておいてもらっていました。
このとき、RCAコードまでは必要ないと思って止めておきましたが、結局後になって「やはりRCAコードもつけておいたほうが良かった」と後悔しました。
それは「サイドビューモニター簡易版」を検討しているときにそう思ったのですが、そのときはミニジャック延長ケーブルに「4極ミニプラグとRCAの変換ケーブル」を付け足して解決したわけです。 まあ、その後は特に必要性も感じませんでしてのでそのままにしていたのですが、最近サイドカメラやフロントカメラの後付が話題になっていることもあり、映像入力を二つ(つまりAUXとAV)確保しておくほうが今後の為に良さそうなので、RCAコードを追加して取り出すことにしました。
インパネの取り外し
FH-9400DVS本体の背面にコードを接続するためには本体周りのインパネを外さなければなりません。 これが大変そうなので躊躇していたのですが、いろいろなネット情報を参考にとりかかりました。
まずはインパネ両サイドのエアコン吹出口カバーの取り外しです。
上部の養生テープを貼った部分から内装剥がしを差し込んでクリップを外します。パキッと隙間が空いたらそこに指を差し込んでグイッと引っ張ります。下側に内装剥がしを入れなくても、それだけで簡単に外れました。
次はインパネの取り外しです。
これは下部に養生テープを貼ってそこから内装剥がしを差し込みます。
下側左右に隙間ができればそこに指を差し込んでグイッと引っ張ります。上部に内装剥がしを入れる必要はありませんでした。
本体を取り外して背面にコードを接続
ここまでくれば後は簡単。本体取付金具を固定しているビス4本を外して本体を引き出します。
背面をのぞけば外部入力端子がありますから所定の位置にRCAコードを差し込みます。
その後グローブボックスを外して、RCAコードをグローブボックス内に引きこみました。(グローブボックスの取り外しは「エアコンフィルターの交換」参照)
これでカメラを二つ取り付けてステアリングスイッチで切り替える準備ができたことになりますので、これから挑戦してみたいとおもいます。