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インプレッサスポーツで楽しむのんびりカーライフ

ドライブレコーダー

後方用ドライブレコーダー(リアドラレコ)を天井に取り付け

以前にも後方用ドラレコを設置したが失敗

車内外同時録画ドラレコの設置は予想を上回る使い勝手で大満足の結果となりましたが、実はその買い替え以前にも後方映像を録画しようと挑戦したことがあります。
もちろん、「安くて簡単に」がモットーですから、題して《なんちゃってリアドラレコ》ともいうべきもので、それはこの写真を見ていただければ一目瞭然でしょう。

なんちゃってリアドラレコ 助手席のヘッドレストに取り付けたリアドラレコ


超安価な中華製軽量ドラレコを購入して、助手席のヘッドレスト上に両面テープで貼り付けただけ、というものです。電源はマイクロUSBですので、取り付けも配線も超簡単。
これで一応映ることは映るし両面テープだけで振動によって外れることもありませんでしたが、当然不満点が満載です。
まずは、超安価中華製ドラレコですから画質(1080P HDカメラとの記載があったにも関わらず)が最悪な上に、3分ループなのにエンジン停止時の録画部分は再生できないという代物でした。要するに事故が起きて電源がストップした時のループ部分が消えてしまっているのですからドラレコとして最低限必要な機能を満たしていないことになります。
更に、ヘッドレストは車の振動の揺れが一番大きくなる場所のようで(静止していたり舗装道路をまっすぐに走っている場合は見れないことも無いのですが)、動画のブレが大きくてまともに見ることはできませんでした。

安物ドラレコの後方映像 画角が狭い上に粗い映像


車内録画による後方映像では頼りない
さて、フロントに取り付けて大満足の車内外同時録画ドラレコ、これで車内を通して後方も映っているのですが、やはりリアガラス越しの小さな映像だけになりますので、後方車両のナンバーまではとても判りません。

車内録画による後方画像 車内録画による後方画像


フロントドラレコの映像が鮮明なだけに、ここまで来たらやはり後方もしっかり映るドライブレコーダーが欲しくなります。
そこで、買い替えの結果取り外したユピテルDRY-AS350GSを後方録画専用として取り付けることにしました。DRY-AS350GSは日付や時刻は完全に狂っていますしマイクの調子も良くはありませんが、映像だけはまだしっかりしていますので後方専用なら問題なしとしました。

フロント用をリア用に取り付けたいが場所が問題

問題はその取り付け場所です。
DRY-AS350GSはフロントガラスに貼り付けて使用していましたので、普通に考えればリアガラスの内側に貼り付ければ良いだけなのですが、ハッチバックスタイルのインプレッサスポーツはリアゲートが開くので配線処理が大変になります。
それに、車中泊時にはリアガラスに目隠しシェードを貼り付けるので邪魔になります。
そこで、配線が簡単に済んで車中泊時にも邪魔にならない、そのうえヘッドレストのように振動が増幅されない場所で、後方映像がしっかり映る場所を探しました。
それがリアガラスに近い天井部分、具体的には天井内張りを固定しているクリップ部分を利用して取り付けるというものです。

インプレッサスポーツは天井の最後部に三つの内張りクリップがあります。この内、車中泊時に邪魔にならない左後方のクリップ一箇所を内装剥がしを利用して取り外し、その穴を利用して取り付けることにしました。

取り外しが簡単にできるように強力マグネットを利用
クリップを取り付けている部分は鉄板に直径が約8mmの穴が空いています。そこにターンナットを利用してビス止めしようと思いました。
しかし、ドラレコを直接ビス止めしてしまうと、ラゲージルームを利用する際にドラレコが邪魔になっても簡単に外せないし、DRY-AS350GSの寿命が来た時に取り替えるのも面倒くさいので、強力マグネットを利用することにしました。
直径20mmの皿穴付きネオジウム磁石をターンナットにビス止めして、その磁石にドラレコをくっつけるというやり方です。もちろんドラレコの取付部は樹脂製なのでそのままではつきませんから、取付部に金属板(100均に売ってました)を両面テープで貼り付けて、それで磁石にくっつけるわけです。

リアドラレコ部品図

穴にマグネットを取り付け


実際にやってみると、これがドンピシャリ。 ピタッとくっついて車の振動程度では落ちません。それでいて強めに引っ張れば簡単に外せます。
ただ、磁石が円形なのでちょっと触るだけでわずかに回転するので、それを防ぐために金属板の外縁部に薄いクッション材を張りました。

リアドラレコ取り付け写真
リアドラレコ取り付け写真2

リア専用としては十分な映像が記録できました
実際に運転して後方録画をしてみましたが、リア専用としては十分な映像が記録されていました。

リアドラレコ撮影画像 これだけ映れば良しとしましょう


もちろん、リヤガラスに直接設置するよりも多少画角が狭くなりますが、融通性は遥かにこちらのほうが勝ると思います。
今度このDRY-AS350GSが壊れたら、この部分にも車内外同時録画タイプを取り付けてみようと思っています。
そうすれば車内最後部から前方の映像も記録されるわけですので、360度死角の無い、しかもレンズ歪みの少ない映像が記録されるはずです。





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