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インプレッサスポーツで楽しむのんびりカーライフ

インプレッサについて

競合車種を選ばなかった理由

●クルーズコントロール付き
●衝突軽減ブレーキ付き
●車中泊が可能であること
この3つを重点ポイントとして車選びをすることになりましたが、実はこの初めの段階でほぼ決めていた車種があります。それはHONDAの「シャトル」でした。

シャトルは2017年のマイナーチェンジでホンダセンシングを標準設定していましたので、クルーズコントロールも衝突軽減ブレーキも当然装備しています。そして、広くて高い室内空間を持ち、床もフルフラットになるシャトルは私のようなプチ車中泊車には最も向いている車種に思えたのです。
車中泊に最適なシャトル
シャトルのフルフラット説明図

WEB上で各社のサイトを見比べながら車種検討をしている段階ではシャトルハイブリッド一択でしたから、最終的にインプレッサになることは想定もしていませんでした。
それが、どうしてインプレッサスポーツになったのか?
それをこれからお話しようと思います。

まずは気になっている車種を試乗するためにディーラーに出向きました。
本命のシャトルハイブリッドと(ついでに少し気になっていた)ヴェゼルも試乗しました。
走りについてはどちらも満足、というよりも特に不満はありませんでした。どちらもそれなりの走りをしますが取り立てて素晴らしいと感じたわけでもありません。それは、今までのツーリングワゴンも走りに関しては特に不満がなかったからで、それと比べて感動するほどのポイントが無かったということでしょう。
しかし、シャトルのラゲッジスペースの広さと高さはやはり感動ものでした。これなら余裕で車中泊できるぞと、もうこの試乗を終えた時点で半分購入を決定したような気分になっていました。

ところが、ヴェゼルに試乗したことがシャトルの購入に少しマイナス要因として働きました。 それは電動パーキングブレーキの有無です。
実はこんな便利なものがあるとは知らなかったのですが、試乗してこれがすっかり気に入ってしまったのです。
アクセルペダルを踏む足の疲れを軽減するために欲しいと思ったクルーズコントロールですが、当然ブレーキを踏む足の疲れも気になっていたのです。しかし、さすがにそれは仕方がないことだと諦めていたところにこんな便利な機能を知ってしまったのですから、そしてその電動パーキングブレーキがシャトルに装備されていないということが少し気にかかりだしたというわけです。
だからといって、ヴェゼルを買う気はなかったのですが、次のモデルチェンジでシャトルにもこれが装備されるのではという期待が少しめばえたのは事実です。
マツダCX-3の電動パーキングブレーキ
電動パーキングブレーキ

それでもまだ買う気まんまんで商談に入ったのですが、なんと工場移転の関係でシャトルの納期は3ヶ月近くかかると言われてしまいました。これがシャトル購入に向けての2つめのブレーキになりました。
特に急いで買わなかればならない理由もなかったのですが、買うと決めたらなるべく早く手に入れたいと思うのが人情です。「じゃあ電動パーキングブレーキの有無も含めてもう一度ゆっくり他の車種も検討してみよう」という気になってしまいました。

この段階でインプレッサは候補に上がってなかったかというと、実はそうでもなくかなり下位の候補ではあったのです。なんと言ってもSUBARUだし、カー・オブ・ザ・イヤーを受賞していましたのでそれなりの興味はありました。でもラゲッジスペースがツーリングワゴンよりも狭くて高さが低いのは知っていましたから、重点項目3の車中泊に関しては現状よりも悪くなるということであまり魅力を感じていなかったのです。

ところが、シャトルの納期が長いということで色々検討するうちに、クルーズコントロールと衝突軽減ブレーキにまつわる安全性について、ホンダ以外のマツダ、日産、トヨタなどとも比較していく中でアイサイトの優位性がどんどんクローズアップされてきたわけです。もちろん各社それぞれ長短はあるようですが、やはりこの分野においてはアイサイトが一日の長があるように感じました。 それに例の電動パーキングブレーキもインプレッサには標準装備されていましたので。

そしてディーラーで試乗し、カタログもくまなく見、維持費などの試算検討もしていくうちにどんどんインプレッサに惹かれていくことになりますが、この間に他の車も次々に検討候補にあがります。
ノートe-POWERは走行性は良かったのですが室内の狭さとデザインの古さが気になり、デミオはクリーンディーゼルとマツダコネクトは気に入ったのですが室内の狭さよりも外観が小さく見えすぎるのが気になって候補から外れていきました。
最後に残ったのはシャトルの代わりに浮上したフィットとインプレッサの二つです。フィットはシャトルよりも車長が短い分ラゲッジスペースは小さくなりますが、フルフラット性や室内高さは同じであり就寝スペースも充分確保できることも確認したのですが、なによりもシャトルのように納期がかかることはないのでこちらに変更したわけです。

そして最後は「安全と車中泊のどっちをとるのか」ということになり、最終的には安全をとった形になるわけですが、実は本当の決め手になったのフィーリングだったような気がします。
フィットはハード面、インプレッサはソフト面をより重視して開発している感じがしました。 インプレッサのキャッチコピー「愛でつくるクルマが、ある。」に影響されてしまったのかもしれません。




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