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サイドカメラ自作の最終形

アイサイトのオプション「サイドビューモニター」を簡易的に実現する方法や、不要スマホを使いワイヤレスで実現する方法についてこれまで紹介してきましたが、今回フロントカメラ自作時に外部から車内への通線に自信が持てたことから、簡易版ではないサイドカメラを設置することにしました。

「サイドビューモニター簡易版自作」の最後で、「この簡易版を本番で使用したことはありません。多分これからも、左側が断崖絶壁でのすれ違いなど、本当に危険な幅寄せをせざるを得ないような場面でしか出番が無いような気がします。」などと、何やら言い訳がましく述べておりましたが、やはり「必要なときにすぐに使える」まともなサイドカメラが欲しくなったというわけです。

カメラは正像、防水、角度可変タイプでドアミラー下に両面テープで貼り付けることができるものを選びました。

自作サイドカメラ1
実はこの種のカメラはいろいろな製品(ほとんど中華製)が市販されておりますが、カメラから直に伸びているコードが短く(60センチぐらい)すぐにコネクタで接続するタイプが多くあります。これだとドアミラー部から室内まで直にコードで取り込みたい私の要望には合わず、最初に購入したものは結局使えませんでした。ここで実際に使用したカメラは1.5mのコード長がありましたので難なく引き込みできましたが、このあたりの詳細スペックが販売ページに記入されていなかったのは残念です。

モニタはカーオーディオの外部AUX入力に接続します。 この外部AUX入力については「カーオーディオへの外部入力追加」をご参照ください。
カーオーディオのAUX映像ならステアリングスイッチで簡単に切替ができますので、カメラへはACC電源で運転時には常時供給しておいても良いかなと思いましたが、センターコンソールにトグルスイッチを付けて「フロントカメラON・電源OFF・サイドカメラON」の切り替えを行うようにしました。
自作サイドカメラ11
カメラの取り付け位置
一番問題なのはカメラの取り付け位置です。 カメラは粘着テープで貼り付けるタイプですので、どこにでも取り付けできますから、一番視界の良い場所を選べばよいのですが、私は下図の場所を選びました。
自作サイドカメラ2
本当はドアミラー本体の下(これが標準サイドビューモニタの位置)が視界的には一番良いのですが、その場所にカメラを付けるとミラー開閉時にコードが伸び縮み(屈曲というほうが正解かも)するわけですから納まりがよくありません。
そこドアミラーを固定する根元に巻き込むように貼り付けることにしました。 この位置では前輪タイヤそのものを写し込むことはできませんが、その間際まではしっかりカメラが捉えることができます。
実際の映り込みを確認するために左の白線に沿って車を停めました。(白線が車体にも反射して写っています)
自作サイドカメラ3
その時のモニタ映像が下の写真です。タイヤは見えませんが、車体下部に白線が反射して写っているのも確認できます。
自作サイドカメラ4
次に前輪タイヤ脇にコップを置いてみました。
自作サイドカメラ5
その時のモニタ映像がこれです。コップが欠けることなくしっかり写っています。
自作サイドカメラ6
このように、どこまで幅寄せできるのかを確実に把握できます。

カメラコードの室内への配線方法
次の問題はカメラから室内への配線をどうするかです。
じつはこれが大変そうだったので前に述べた簡易版でお茶を濁してきたのですが、フロントカメラ取り付け時に参考にしたウエザーストリップの下をくぐらせる方法が上手くいったものですから、この方法を取ることにしました。
まずはドア鋼板とガスケットの境界に沿ってコードを這わせます。ドア側に這わせるコードはすべて屋外用両面テープで固定しました。
自作サイドカメラ7
ドアの内側に折り返してここも両面テープでしっかり固定して、開閉のためにすこしたるませてからウエザーストリップ側にもっていきコードホルダーなどで動かないように固定します。

自作サイドカメラ8

自作サイドカメラ9

ウエザーストリップの手前で一旦下に垂れ下げて水切りをしそれからウエザーストリップの下をくぐって室内に引き入れます。これで一応問題なさそうですが、念の為にEPTゴムを隙間ふさぎ用に貼り付けておきます。

自作サイドカメラ10


実際に使ってみて
外観については、カメラもコードも全く気になりません。もちろん、細かく見ればコードも、そこに使っている両面テープのはみ出しなども見えるのですが、普通はそこまで気にして見る人はいませんから。
モニタに映る映像も大画面できれいに見えます。下がその動画です。


アイサイトのオプション「サイドビューモニター」よりも大きくハッキリ見えますが、タイヤ自体が映らないことと、作動するまでに(トグルスイッチ切り替えてカーオーディオの画面をAUXに切り替える時間)2秒程度かかることがマイナスポイントでしょう。
しかし、値段のことを考えると私はこれで大満足です。





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