災害後の生活を悲惨なものにしないためには備蓄品や防災グッズの準備がたいへん重要であることは良く知られています。
しかし、その重要性をご存知の方でも、実際に被災した経験、被災生活を送られた経験をお持ちの方は少ないのではないでしょうか。
ここでは、実際に被災体験をされた方の「生の声」をお聞きいただきたいとおもいます。その上でもう一度、ご自分が同じような立場になったことを想像していただいて、改めて、今の準備で本当に十分かどうかをお考えいただきたいと思います。
(本サイトのプライバシー・ポリシーにより仮名を使わせて頂いています。)
折田 早苗
東日本大震災で初めてこうした大きな災害に直面することになりました。
以前から震度5レベルの地震はいくつも経験していたのですが、それでも大きなダメージを受けたことはほとんどなかったので・・・・
後藤 重隆
自分が生活している地域はこれまで活断層は存在せず国内の中でも取り分けて安全性が高いエリアだと説明されてきましたが、そうした予想をあざ笑うかのように自然は人々に牙を剥きました。・・・・
杉浦 久美子
常日頃から「災害があったときの為にいろいろと備えておかなくてはならないな」という意識は多少なりとも持っていましたが、まさか自分が被災者になるとは思えない気持ちもどこかにあり、実際はそれほど準備はしていませんでした・・・・
清水 凛
阪神大震災を体験したときのことです。
私が住んでいたところは震源地からはかなり離れていたため、中心部がまさかあれ程の大惨事になっているなんて思いもしませんでした・・・・
杉浦 栄
私が被災した時は,、ガスや電気はもちろん水道が完全に復旧するまでに少なくとも1週間は掛かかりましたので、水を得る為にポリタンクを持って・・・・
川畑 幸子
私が体験した大きな災害は東日本大震災です。
原子力発電所の事故による放射能の影響は受けずに済む地域だったことが不幸中の幸いでしたが、それでも実際に被災したことで従来とは考え方が大きく変わりました。そのなかには人間に関することや人生に関することなどもありましたが・・・・
鈴木 薫
私はこれまで、突出した自然災害などに襲われた経験が無かったので、テレビのニュースなどで放送される報道は他人事のように感じておりました。
そんな私ですから当然のように災害用備蓄品などは何も用意せずに過ごしていたのですが、まさか自分が生まれ育ったエリアに大災害が起き、自分自身が被災者になってしまうとは・・・・
田中 清己
2011年の「東北大震災」発生時、自分の家には直接的な被害はなかったものの「計画停電地域」に指定されたため、一日に数時間は電気のない生活を送りました。たった数時間の停電でしたが、普段の生活において電気がどれだけ大切なものか身をもって痛感しました・・・・