本サイトでは、基本的に自宅での被災生活を想定していますので、災害時の備蓄にはペットボトル飲料水が一番だとお薦めしております。
しかし、以下の様なケースにおいては、ここに紹介するような携帯型浄水器のほうが有効な場合もありますので、ご自分の被災生活を予想して、もし該当するようなら、是非検討していただきたく思います。
尚、過去の災害時においては、水道が復旧した後も暫くの間は濁った水しか出なかったという経験をお持ちの方も多いので、その点も考慮の対象にしていただくポイントかもしれません。
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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1500リットルまで使用可能。 除菌剤を使う必要なし。 |
水道水に対しては100リットルまで使用可能。 河川水などには付属の粉末除菌剤を併用。 |
この製品は、とにかくストローで水を吸う感覚で利用できますので、だれでも迷うこと無く使用できるのが最大の特長です。
ただ、濾過材を通して水を吸入する訳ですので、それなりの抵抗はありますから、あまり吸引力の無い幼児やお年寄りには却って使いづらいかも知れません。
それから細菌やウィルス、化学物質を含む水、海水、汚れの激しい水などについては浄化能力が無い又は劣るものとしてお考え頂いた方が良いと思います。
(詳しくは商品の説明書等を参考にご使用下さい)
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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濾過能力 約380リットル
国際赤十字、英国海軍、NATOなど世界での採用実績多数 |
濾過能力:約5000L ペットボトルに取り付けて、あるいはストローを取り付けて飲むことも可能 |
先に紹介したストロータイプとの一番の相違点は、水の容器にもなることです。つまり、ストロータイプの場合は本体と容器が必要ですので、歩きながら飲むような事は出来ませんが、このタイプならそれが可能です。
次に、ボトルを押すことで水が濾過材を通過する力を得ているため、口で吸引する力を必要としないことです。
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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耐久性のあるセラミックフィルターで、何時でも何処でも浄水した水を得られます。 カートリッジの寿命 2000リットル。 | 左の商品のメインテナンスキット |
浄水器として最も基本的な機能は浄化能力ですが、浄化能力を高めるためには、それなりの濾過装置(フィルター)が必要になります。
濾過性能の高い濾過装置ほど大きく厚くなるのは避けられませんが、それにともなって水を通過させる為の力が必要になります。
この製品は、ポンプの力を利用してフィルターを通過させる力を得ているため、割合に短時間で必要とする水量を濾過することが出来ます。
適切なメインテナンスで繰り返し利用もできますので、いつもはアウトドアで活用しながら、災害時に備えるような使い方が良いのでは無いでしょうか。
この製品の詳細についてはメーカーのHPをご覧ください。取り扱い説明書も掲載されています。
以上紹介してきた携帯型浄水器については、主に使い方に目を置いて分類していますが、浄水性能については(確固たる基準がありませんので)販売者やメーカーの説明内容を元に記載しているに過ぎません。
こと細菌に対してもどの程度の除菌効果があるのか不明なものもありますので、その点にご心配をお持ちの方は、ここに紹介するような飲料水用除菌剤を併用されてはいかがでしょうか。
汚れた水にこの粉末を規定量溶かして、そののち浄水器を利用するという手順になります。
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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4000リットルの浄化が可能な超高性能フィルター。 | ライフセーバーについての詳しいことは公式サイトを御覧ください。(購入ページもあります) |
細菌だけではなく、ウィルスまでも除去すると謳っているのは多分この製品だけかと思います。
それもそのはず、15ナノメートル(0.015ミクロン)という超高性能フィルターを採用しているので、それよりも大きなウィルスまでも補足可能。
それだけ細かいフィルターを通すためにはかなりの圧力を必要とするのですが、背面のポンプを数回動かしてやれば良いという操作性も魅力の一つです。
この製品の有名にした動画はTEDのサイトをご覧ください。