「水について」で述べているように、上下水道の復旧までの2ヶ月間の内、最初の5日間ほどは備蓄しておいたペットボトルや浴槽に残った水などを利用して、その後は給水車頼みの生活を余儀なくされる事を想定していますが、飲料水以外にも洗面、洗濯、炊事、衛生面など水は生活に切っても切れない物だけに、安定した水の確保ができるか否かが、被災後生活を快適に送ることができる為の要因であることは確かです。
そこで役に立つのが「貯水タンク」。
予め水道水を一定量貯水しておいて災害に備えるのは勿論、給水車からもらってきた水の貯蔵にも威力を発揮する上、屋根に落ちる雨水を雨といから導入して貯水出来るようにしておけば、完全に給水車に依存しなくてはならないという不安感からも多少なりとも開放されることでしょう。
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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100Lサイズ 長さ630×巾480×高さ490と小さいのでメインテナンスは容易です。 |
200Lサイズ 幅630×長さ800×高さ630と設置場所にこまらない大きさです。 |
コンパクトなのでマンションのベランダなどにも置ける大きさの貯水タンクです。100L程度ではお風呂の残り湯よりも少ないかもしれませんが、その分持ち運びや内部洗浄などのメインテナンスは大変楽です。この製品はバルブも既にセットされていますので購入後すぐに使用できます。
普通ブロック等を下に敷いて設置すれば水も取り出しやすいでしょう。
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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500Lサイズ 93.5長さ x 88幅 x 109高さ cm |
800Lサイズ 幅1020×長さ1200×高さ960 |
普段からエコロジーについての関心がお有りの方は雨水利用型貯水タンクの方がオススメです。
自治体によっては補助金を受けることも出来ます。
雨水ですからそのまま飲料するには向きませんが、普段は庭の水まきに、そして非常時には生活雑水として充分活用できますし、別頁の「携帯型浄水器」を用いれば非常時の飲料水としても利用可能です。
雨といからの集水となると思いますが、雨といには丸型と角型の違いサイズの違いもありますので検討の際にはご留意下さい。
尚、屋根の形や雨樋配置によっては大型のものを一箇所設けるよりも小型の物を分散して配置したほうが効率的な場合もあります。