火災の発生はもちろん、地震による火災や地震によるガス漏れ、被災生活での燃焼器具による一酸化炭素の発生など、警報器があれは重大な被害に合わずに済むケースも多々有ります。
このような警報器は災害時のみならず、平時においても関連事故の防止には非常に有効な製品です。
いずれの製品もセンサーの常として誤動作の可能性は有りますが、誤報を恐れずに、いざというときの備えとして、是非設置を検討したいものです。
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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煙式 | 熱式 |
検知した設置場所だけで警報を発する単独型と、他の設置場所の警報機へも信号を送り,どこで火災が起きても全ての警報機がなるようにした連動式があります。部屋が離れている場合や階が異なる場合は連動式をお勧めします。
火災時に発生する煙を感知して警報を発する「煙式」と、熱を感知することによって警報を発する「熱式」が有りますが、煙式のほうが初期段階の検知能力が高いことから、煙式が基本となります。湯沸し室などで煙や湯気などによる誤動作が心配な場合は熱式を用います。
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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煙式 | 熱式 |
部屋数が少なかったり、隣接していて警報が届きやすい範囲であれば、価格の安い単独型で十分です。
火災時に発生する煙を感知して警報を発する「煙式」と、熱を感知することによって警報を発する「熱式」が有りますが、煙式のほうが初期段階の検知能力が高いことから、煙式が基本となります。湯沸し室などで煙や湯気などによる誤動作が心配な場合は熱式を用います
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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不完全燃焼を検出、中毒の危険を未然に防止 | 一酸化炭素検知機能付き火災警報器,安心の日本製品 |
被災生活で使用するカセットコンロや石油ストーブ・ガスストーブ・練炭などからは有害な一酸化炭素が発生して生命を危険にさらす場合があります。
一酸化炭素は無色・無臭の為、発生しても気づきにくいため大事に至るケースが多くあります。
この様な燃焼系の調理器や暖房器を使う場合は、換気を充分にとることが鉄則なのですが、平常時なら換気扇を回す事ができても停電時には換気扇は機能しないわけですので、特に充分な注意が必要です。
被災後の生活で思わぬ事故に合わないためにも、たとえ一台でも用意しておく事をおすすめします。
但し、センサーには必ず故障や誤作動がありますので、このような機器を使用していたとしても、過信は禁物です。
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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都市ガス用 | LPガス用 |
地震によるガス漏れを検知するためには、直後の停電が予想される為、乾電池式のものが望ましいのですが、どうも乾電池式のガス漏れ警報器は作られていないようです。
ガス漏れ警報器は取り付け位置に注意が必要です。
都市ガスは空気より軽いため、取り付け位置は天井面から30cm以内でガス器具から8m以内の場所に取り付けるのが一般的です。
LPガスは空気より重く、床面または低い場所に溜まりますので、床面から30cm以内の高さでガス器具より4m以内の場所へ取り付けるのが一般的です。
(正確には購入製品の取扱説明書をお読み下さい)
選定条件 | 選定商品 | 注目商品 |
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振動を感知して擬似漏電を起こし家中の電気を遮断 | ボールの落下を利用してブレーカー遮断 |
これは警報機とは違いますが、2次災害を未然に防ぐという意味では同じ範疇かとおもいますので、この欄にて取り上げました。
阪神大震災や東日本大震災で多くの火災が発生しましたが、原因の判明したものの内、半数以上が電気による火災でした。
そういう現状を踏まえて、最近設置される住宅用の分電盤の多くは地震を感知すると電源が切れるようになる感電ブレーカーが採用されるようになってきましたが、既存のものを交換するとなると多額の費用が発生するため、改善が遅れているのが現状です。
そんな現状を好転させてくれるのが、ここで紹介する後付型の簡易型電源遮断装置です。電気工事屋さんに依頼しなくても簡単に取り付けられるところが魅力です。