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区切り 区切り

スマートウォッチを活用時刻、アラーム、タイマー

スマートウォッチの基本はやっぱり時計機能の活用です。
とくに聴覚に障害を持つ方にとって重要なのは、アラームやタイマーなどの時刻通知をバイブレーション(振動)で知ることができる点です。
スマートウォッチの大部分はバイブレーション機能を持っていますが、中にはそうでないものもあるので購入の際には確かめておく必要があります。そうでないと折角スマートウォッチを手に入れてもほとんど活用できないことになります。
特に低価格帯での独自OSで動いているスマートウォッチには注意が必要で、「スマートウォッチなんだから当然バイブもあるだろう」と思い込むのは危険です。
通信販売で購入するなら、製品の仕様欄でバイブレーション機能があるかどうか、またはレビューや購入先への質問などで予め確認するようにしましょう。

アラームやタイマーを活用1

自動で時刻合わせができるものを選びたい

時計に正確さを求めるなら、スマートフォンと連携して時刻も同期できるタイプか、スマートウォッチ自体でGPSや通信によって正確な時刻を取得できるものを選ぶ必要があります。
安価なものはスマートフォンと連携して電話やメール通知はしてくれるものの時刻は取得できずに、ときどき自分で時刻合わせをしなくてはならない機種もあります。

スマートウォッチの時刻合わせ

バイブレーション機能の有無と共にその強さの確認は重要

バイブレーションの重要さは先述しましたが、機能はついていてもその振動の強さは機種ごとに異なります。せっかくバイブレーションが作動してもそれに気づかないでは何の意味も有りませんね。
また、同じ強さでも使う人によって気づきの程度は異なります。ある人には充分な強さでも自分にとっては弱すぎるという場合も当然あるでしょう。
ただ、このバイブの強さというのは、実際にその商品を触って見なくては本当のところは分かりませんので、通信販売などで購入する際にはそこが難点といってもよいでしょう。
一番良いのは店頭で現物を確認することですが、それが無理なら商品レビューなどで出来るだけ多くの情報を参考にして判断するようにしましょう。得てしてサイズの小さいものはバッテリーも小さいし振動機構も小さいのでバイプの強さも小さくなる傾向にあります。

スマートウォッチのバイブレーション

アラーム設定のフレキシビリティにも差がある

アラーム機能はあるけれども、一つしか設定できないというものもあります。例えば毎朝6時にバイブレーションを鳴動させるだけというものです。
目覚ましだけに利用するのであればそれでも差し支えないかもしれませんが、休みの日には起きる時間を変えたいとか、起床時以外にも出発時間や食事時間や勉強時間などにアラームを使用したい場合もあるでしょう。
つまり、複数のアラーム、曜日ごとアラーム、一回だけのアラーム設定など柔軟で融通の利く設定をできるかどうかもとても重要です。
こういう点では、独自OSで動くスマートウォッチはできる機能にばらつきがあるので注意が必要です。
その点、Wear OS by Google搭載スマートウォッチや独立型Androidスマートウォッチであればスマートフォンのアラーム設定と同じように、どの機種でもほぼ共通の使い勝手が得られるので安心です。(もちろんApple Watchもそうですが)

標準の時計アプリで満足できなければ他の専用アプリをインストールする手もあり

Wear OS by Google搭載スマートウォッチや独立型Androidスマートウォッチであれば、その機種にはじめから入っている時計アプリよりもっと使い勝手の良いアプリを探してインストールすることもできます。

例えば、標準の時計アプリではアラームではバイブが使えてもタイマーではバイブ設定ができない場合もあります。
こんなときはプレイストアから他のタイマー用アプリをインストールして解決することもできます。
マルチタイマーというAndroidアプリを使うと、何種類ものタイマーを予め設定しておいて必要の際に随時起動して利用することができます。 例えば、「ラーメン」という名前で3分間後にバイブレーションとアラーム音が鳴る設定をしておき、「ゆで卵」という名前で20分後にバイブレーションだけが起動するように設定することもできるのです。

アスマートウォッチのタイマーを活用

聴覚に障害を持つ方にとって手首の振動でしらせてくれるのは誠に心強いことで、アラームやタイマーを上手くて使うことにより、時刻を知るだけではないスマートウォッチの有効利用法をいろいろ探していただきたいと思います。

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