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骨伝導とは:
通常の人間の耳は音波が中耳にある鼓膜を振動させて、その信号を聴覚神経に伝えることにより音を感じるのですが、それと同時に、わずかながら、音波が聴覚周りの頭蓋骨に直接振動を与えることによっても音を感じています。この骨に因る音の伝導を骨伝導と呼んでいます。
この骨伝導を利用して、音波を機械的な振動に変換して耳周辺の骨に伝わりやすいように製品化したものが骨伝導ヘッドホン(イヤホン)です。
骨伝導ヘッドホン(イヤホン)を利用すれば、鼓膜に障害が有ることに起因する難聴の方はもちろん、耳の穴を塞ぎませんので周囲からの外音も妨げませんし集音器などのハウリング防止にも効果があると言われています。
骨伝導ヘッドホンとはどのような物なのかを試してみるには一番の製品だと思います。
本体も軽いので、ヘッドホンと言うよりもイヤホンと言っても良いくらいの掛け心地です。
ノイズカット回路によってクリーンな音質を実現していますが、一般のヘッドホンと音質を比べるものではありません。
(この製品は色々な業者が輸入販売しており、ルートにより色やマークなどが若干異なる場合があります)
聴覚障害支援用品 | 製品特徴 | 通信販売 |
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![]() 本機の色とは異なります |
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この製品は、耳にかける本体と振動を増幅するアンプ部分(コントローラー)で構成されており、アンプ部分に付属のマイクロUSBケーブルで充電する仕様になっています。
本体から伸びているコード先端のミニコネクタを音響機器のヘッドホン端子やイヤホン端子に差して利用する訳ですが、コントローラー内の電池が切れると聞こえなくなりますので、時々充電してやる必要があります。
説明書によると2時間充電で約12時間使用可能との事です。
パソコンなどのUSB出力電源が無い場合は、別途「USB AC変換アダプター」が必要になりますが、パソコン利用しない夜間に充電する場合にも便利です。
コード長は本体からジャックまで約130センチ程度ですので、パソコンやテレビなどを利用するには少し短いかもしれません。
そんな時は2mの延長コードを利用しましょう。
コントローラーには電源スイッチと音量調節ボタンがあります。
音声信号が15分間入力されないと自動的に電源が切れるようになっています。
このコントローラーは裏にクリップがついており、ポケットなどに取り付ける事ができます。
耳に当てる(実際は耳の周辺の骨に当てる)部分は特殊ウレタンの樹脂でおおわれていて、防滴構造になっています。汚れなどは簡単に拭き取れそうですが、あくまでも防水構造ではないので水に浸けたりはできません。
肝心の装着感ですが、実際に当ててみても、痛いとか圧迫感を感じることは有りません。
上記の製品と同じような仕様の、耳を塞がずに音を聞き取る事ができる骨伝導ヘッドホンですが、これはBluetoothを利用してコードレス接続する仕様の製品です。
つまり、同じようにBluetooth機能を内蔵した音源とのペアリング(接続)が必要ということですが、最近はスマートフォンにしてもパソコンにしてもほとんどがBluetoothを内蔵していますので、これらとの接続であれば問題ありません。
Bluetoothを持たないテレビとの接続などでは別にBluetooth トランスミッター などを購入してテレビのイヤホン端子にさして、それを介して行う必要があります。
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大型の骨伝導スピーカーで、耳をふさがすによく聞こえるヘッドホンです。充電池が内蔵されており、電源スイッチとボリュームのみの簡単操作も特徴です。
テレビ接続用コードも同梱されていますので、テレビなどのオーディオ機器のイヤホン端子に差し込んで利用することも可能です。
詳しくはこちらのページをご参照ください。
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