さて、ご当地の出現頻度に差があるのはある程度仕方が無いことでしょうが、地方の活性化という視点からいえば、やはり今まであまり放映されてこなかった地域を舞台にした大河ドラマを作って欲しいという希望はあります。
日本全体の経済効果もそのほうが高くなるのでは無いでしょうか。なぜなら東京、京都などはすでに観光化されつくしており、たとえ新しく大河の舞台となってもそれによる経済効果の積み上げ幅は大した額ではないと思われるからです。しかし山陰地方を舞台にした大河ドラマが出来たらどうでしょう。今までは出雲大社、松江城、鳥取砂丘等どちらかというとマイナーな観光地が大河ドラマゆかりの地にできる大河ドラマ館とあわせて様々なツアーが組まれたり新しい特産品やお土産品ができるなど急激な活性化が見込めるような気がします。
というわけで、これから大河ドラマで取り上げていったほうが良いと思う地域を順に並べて行きたいと思います。
これは、前掲の「NHKドラマご当地出現頻度」図の白色部分を中心にしていますが、その他の地域であってもその時の大河ドラマでの取り上げられ方が少なかった、つまりご当地効果をあまり得ることができなかった地域も含めております。
ご当地出現頻度ゼロの地域
これまでご当地効果が殆ど無かった地域
これまで大河ドラマとはあまり縁のなかった地域ということは、それほど有名な偉人が出なかったり有名な出来事の舞台とならなかった事の裏返しですが、実は非常に面白い人物や出来事が隠されていたりするものです。
これから、従来あまり日の目を見なかったテーマにスポットライトを当てて推薦してみたいと思います。