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丸形デザインで進化をとげたAndroid搭載スマートウォッチ LEMFO LEM12 製品レビュー

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スマートウォッチにかなり力をいれている中国のメーカーLEMFOからアンドロイドを搭載して単独で通信も通話もできるLEM12を手に入れましたので、そのレビューをしたいと思います。
LEMFO LEM12を腕に巻いた画像

ただ半年前に購入した同じアンドロイド搭載スマートウォッチLEM10について、その特徴を別項で詳しく述べましたので、重複する点はさけて、どちらかといえばLEM10とLEM12の違いにスポットを当てて説明して参りたいと思います。

角形と丸型の違い

LEM10は見た目をApple Watchに似せて角形デザインを採用していました。
その派生型であるLEM11も同様に角形でしたが、このLEM12ではガラリと変更して丸形デザインを採用しています。
デザイン的にどちらが良いのか好きなのかは人によって異なりますのでなんとも言えませんが、私的には少し高級感がましたような気がして好ましく思っています。

しかし、機能面だけからいえばやはり角形の方が使いやすいということは言えるでしょう。そもそもAndroidというOSはスマートフォン用に設計されているのですべての表示が四角の枠内に収まるようにできています。スマートフォンに丸形はなく全てが角形なので当然ですね。
ただ、時計として(特にアナログ時計ですが)見る場合は丸形の方がピッタリしています。腕時計の大部分は丸形でしたからこれも当然かと思います。
そこで「スマートフォンと時計を融合したスマートウォッチなのだから角形もあれば丸形もありえる」という事になるわけですが、このLEM10とLEM12の2機種を画像で見比べながらその違いを判断していただきたいと思います。

LEM10とLEM12の横並び比較

どうでしょうか? アナログ時計はやっぱり丸形のほうが合っていますね。
ちなみに、ディスプレイのサイズは、LEM10は1.88インチ、LEM12は1.6インチになっています。mm表記にするとLEM10は47.7mm、LEM12は40.6mmです。
ただ、ご存知のごとく、角形ディスプレイサイズは対角線の長さを表していますから、縦横各辺の長さにすると31.5×35.5mm程度の大きさになり、丁度下図のようにLEM10の縦横はLEM12よりも小さく対角はLEM12よりも大きいということになります。
この図を見てすぐにわかるように、テキスト書類などのドキュメントを見る場合は角形が有利で、アナログ時計のようなものは丸形が有利です。面積的にはLEM12の方が大きいので、4隅がカットされても問題のない写真や動画や地図なども丸形が有利です。
LEM10とLEM12のディスプレイ比較
ドキュメントの表示には角形が有利なことを示すためにGoogle Play Storeの画面を比べて見ましょう。(LEM12 の画面が少し黄色味を帯びているのは保護フィルムのせいです)
LEM12のほうが大きくて見やすいのですが、表示範囲は明らかにLEM10の方が広くなっているのが判ります。しかも、LEM12では4隅が欠けてしまっているので左上のメニューアイコンや右上のマイクアイコンなどはどうやってもタッチできません。

LEM10とLEM12のディスプレイ比較2
そういう4隅をタッチできない不便を解消するために、LEM12では丸形ディスプレイに内接する4角形に表示できるスクエアモードに変更できる機能も備えています。
下図はそのスクエアモードにしたものです。

LEM10とLEM12のディスプレイ比較3
どうでしょう。 メニューアイコンやマイクアイコンにタッチすることはできるようになりましたが、表示範囲は角形のLEM10にくらべてぐっと狭くなっているのがわかります。

角形のLEM10 はこれ以外にテキスト入力などでも丸形より優位ですが、この点については「テキスト入力について」で述べています。

LEM12は端末にロック機能がついたのが最大の進化

LEM10はスマホのように端末自体にセキュリティロックがかからないので、いろいろな方法で対処していたのは別項ですでに述べましたが、LEM12は設定内に「Screen lock setting」と「Face unlock」がついて、時計フェイスから他のメニューに移る際にロックをかけることができるようになりました。しかも、顔認証によるアンロックにも対応していますから、普通のスマートフォンと同様のセキュリティレベルを得ることができます。
ただ、顔認証の精度がどの程度なのかがまだ良くわからないので、より安全を求める場面ではフェイスアンロックはやめてパターンロックで対処した方が無難かもしれません。

LEM12のロック画面

LEM12はインカメラに加えてアウトカメラもついた

LEM10はビデオ通話用のインカメラしかついていませんでしたが、LEM12には時計でいうリューズの位置にアウトカメラがつきました。
インカメラは鏡像しか撮影できなかったのに、こちらは正像ですから普通に静止画もビデオも撮影できます。
ただし実際に撮影した画像を見てみると(解像度は800万画素とのことですが)余りきれいとは言えません。暗い場所も苦手のようでかなりノイズが入ります。しかも腕につけて撮影するので、どうしても下端に自分の手が写りこみます。

ということで、高性能になってきたスマートフォンのカメラとは雲泥の差ですが、それでもいざというときは頼りになるでしょう。
それに、これがついたおかげでPayPayやLINE Payなどのコードスキャンも可能になっているかもしれません(検証要)。

LEM12はバッテリー容量が増えた

LEM10のバッテリー容量は780mAhでした。これは決して余裕があるとは言えない状態でしたので、LEM12で900mAhにアップしたのは喜ばしいことです。
そのうえ、Power Bankと呼ぶ充電台がオブションで用意されました。
この充電台には本体と同容量の900mAhのバッテリーが内蔵されています。充電台はUSBで充電できるので、フル充電したあとで上に本体を乗せると充電台から本体側に充電できるわけです。
つまり、外出時にこの充電台も持っていけば合計1800mAhのバッテリー容量が得られることになるわけで、ポケットやバッグに簡単に入れておけるのでとても重宝しています。

LEM12の充電台
充電についてさらにもう一つ改善されたのは充電端子の位置と方向です。
LEM10はT字型の充電コードで左下写真のような充電の仕方でした。逆T字ならまだしも、これではバンドを伸ばさないとコードの接続端子がピッタリとくっつかないわけです。充電するときにはバンドが邪魔にならないように一手間かけてから行っていました。(これは設計ミスと言ってもよいでしょう。)
LEM12はI型コードで横方向にコードが出る仕様なので、(元々これが当たり前だとは思うのですが)大変楽になりました。

LEM10とLEM12の充電端子の違い

少し大きくなって重くなったが腕にはめた時のサイズ感はあまり変わらない

LEM10より横幅が10mm、厚さが2mm、重さが3g増えているので少し大型になったわけですが、腕にはめた感じではそれほどサイズ感は変わりません。

ベルトサイズも24mmから22mmになって少しスッキリしました。もちろん、市販ベルトとの交換も可能ですので季節や場所に合わせて換えてみるのもよいでしょう。

LEM10とLEM12のサイズ感

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