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誰にもやさしいネット通販入門書

インターネットを利用した通信販売で購入したおもしろ商品のご紹介

一人で簡単に距離が測れるレーザー距離計

ものの長さや対象物までの距離を測定する道具で一番良く使うのは、巻き尺やコンベックスなどのスケールだと思います。
巻き尺は自分の両手を広げた長さまでは一人で測ることができますが、それ以上だと二人で測定しなくてはなりません。
それに比べてコンベックスはある程度の長さまでは一人で直線状態をキープできるので作業現場などではよく使われます。それでも最大で10mが限度でしょうし、5mをこえるとなるとやはり一人では困難でしょう。巻き尺なら二人で測ること前提で100mぐらいのものまで商品化されています。
巻き尺とコンベックス

一人で5mを超える距離を測るには

ところが、ここに紹介するレーザー距離計は一人で10mを超える距離を簡単に測定できる優れものなのです。
10mどころかプロ用のものになると何百mもの距離を測定できるものもあります。もっともそんなに長距離になるとレーザーを正確に対象物に照射するのも難しいので、固定用の三脚や反射板やスコープなどが別に必要となりますが、それでも一人で測ろうとしてできないことはありません。
ただ、一般の方はそんな長距離測定が必要となることはありません。せいぜい20mまでの距離が測定できれば充分でしょう。
レーザー距離計

レーザー距離計が活躍する場面

では、一般の方がレーザー距離計を使いたい場合にはどんなものがあるでしょう。

  1. カーテンやブラインドを購入するときに窓の大きさを測りたい。
  2. 大型家具の搬入が可能かどうかを知るためにドアなどの開口幅を知りたい。
  3. 階段や廊下に手すりをつけるために必要な長さを測りたい。
  4. 購入する家具を車に積めるかどうか確認するために車内の寸法を測りたい。
  5. 庭にフェンスを作るために敷地の境界長さを確認したい。
  6. 車庫証明を取るために駐車場の寸法と道路幅を知りたい。
  7. 会議室や集会場の椅子を均等配置したい。


以上のような作業を一人で行いたい場合などは、レーザー距離計の出番となります。

レーザー距離計は2点間の距離を単発的に測定するだけではなく、移動しながら対象物までの距離を連続的に測定するモードもあります。
連続測定は、対象物にレーザーを当てながら自分が移動して行き、必要な位置に来たらそこで印をつけるなどして使います。
例えば、境界に2m置きに杭を配置したい場合など、境界杭から連続測定モードで自分が移動して最初の2m地点、次は4m地点と順に杭を置いていくような使い方です。

先の例7で会議室に椅子を均等配置するような場合は以下のようにします。
まず、会議室の内寸Wを測定します。次に壁から椅子を離す距離Aを決めます。椅子をN個並べるなら椅子同士の間隔Bは(W-2A)÷(N-1)で計算できますから、連続測定モードで壁からA点、次はA+B,次はA+2B,・・・というように並べていけば一人だけで均等配置できます。

これ以外にピタゴラスの定理を使って地面に直角の線を引いたり、建物の特定の場所の高さを測定したりする事もできますが、まあ仕事以外では余り使うことはないでしょう。

レーザー距離計を動画で説明

では、レーザー距離計が実際にはどのような製品なのか、動画でご説明しましょう。



ここに紹介したのは一番簡易型のレーザー距離計です。これでも充分事足りるのですが、より高機能で付加価値の高いものがいくつもあります。コンベックスと合体したものや角度センサーを搭載したものなど実に多種多様な製品が販売されています。



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