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USBタイプ小型扇風機の種類や特徴とおすすめの機種

USBタイプ 小型扇風機

エアコンが普及して扇風機の需要が減ったのは事実ですが、かといってほとんど衰退したわけではありません。
最近はパーソナルユースに特化した小型扇風機の売上が伸びているのです。

例えばトイレや脱衣室などで短時間のみ使用したいような場合、そんな小空間にエアコンを設置するわけにもいかないし普通サイズの扇風機は却って邪魔になるわけで、こんな使い方では小型扇風機が大変便利なのです。

また、エアコンをかけている室内であっても、家族それぞれが快適と感じる温度帯にはかなり差があるのが当然で、一番寒がりの人に合わせて室内温度を設定しておいて、暑がりの人は小型扇風機で調整するようにしたほうが合理的でもあります。
さらに、睡眠時にはエアコンよりも自然な風を好む方も多いし、寒冷地などの地域的にエアコンまでは必要としないような場合はやはり扇風機の需要が結構あるわけです。

さて、そんな小型扇風機ですが、最近は家庭用コンセントから電源をとるのではなく、USBから電源をとるタイプのものの方が人気があります。
なぜなら小型扇風機が必要とする電力程度であれば100V までは必要ではなく5V直流電源程度で十分だからです。最近はパソコンやスマートフォンの普及などによりUSB電源というものはとても身近になりました。パソコンからも簡単にとれますし、モバイルバッテリーからも、コンセントからでもアダプタを介してUSB給電できますので、遥かにフレキシブルなわけです。

従来は必ず専用コードでコンセントから電源をとっていた小型家電(電気カミソリ、電気バリカン、ハンディクリーナー等々)もUSBタイプが増えて来ましたので少電力家電はUSBを利用するというのが時代の趨勢であることは事実です。

ということで、実際に購入して使っているUSBタイプの小型扇風機4機種について、その機能の違いなどを含めて動画で紹介したいと思います。その後、いろいろな機能についてメリットデメリットを織り交ぜながら説明してまいりましょう。



動画をご覧いただいてわかるように同じUSB式小型扇風機といっても、いろいろと機能に違いがあります。実際に購入しようとする際にも選択に困ることもあるでしょうから、各機能についてもう少し説明してまいります。

1:充電式と非充電式

どちらもUSB電源から給電するわけですが、扇風機内部にバッテリー(最近はほとんどリチウム電池ですが)を内蔵している充電タイプは、コードレスですからどこにでも持ち運びが出来て便利です。
当然バッテリー内蔵のほうが高価ではありますが、今はこれが主流になりつつありますから 実際の価格差はそれほどでもありません。
それならば、充電式一択でも良さそうですが、実はデメリットもあります。

一つは、バッテリーが空になってあわててUSB給電を初めてもすぐに稼働しない製品もあることです。つまりある程度バッテリーに充電されないと動き出さないわけですね。コードレスで利用していてバッテリーが無くなったときにしばらく待たないと動かないのはとても不便です。もちろん、バッテリーが空になってもUSB給電を始めればすぐに稼働しながら充電するタイプもあります。どちらかというと後者のほうが多いのですが、事前に確認して置く必要があるでしょう。

もう一つは、タイマーやセンサーなどを介して必要なときだけ稼働させたい場合には使えないことです。
こういう使い方をしたい場合には、バッテリー無しの(USB給電時のみ稼働する)タイプを選ばなくてはなりません。例えば一時間ごとにオンオフを繰り返したいような場合は別項で紹介したようなプログラムタイマーにUSB充電アダプターを介して接続してやれば可能になるのですが、こんな場合に充電式は(オフにならないわけですので)使えません。

2;角度調整と自動首振り

ほとんどの機種は送風角度を自由に変えることができるようになっていますが、一部のものは角度が固定されていたり一定方向のみ調整可能となっている物があります。角度調整範囲も広いものから狭いものまでありますから、これも自分の目的にあったものかどうかを予め確認して置く必要があります。

実はそれよりも間違いやすいのが「角度調整と自動首振り」の表記です。
自動首振り機能は一般的なサイズの扇風機では当たり前のようについていますが、この小型扇風機分野では少数派になります。
商品紹介ページに「360度回転、広範囲に風をおくる」などと書かれていても、これは角度調整範囲が広いという場合が殆どです。明確に「自動首振り」と書かれているかどうかの確認を忘れてはなりません。

3;ファンのサイズ(羽根径)

扇風機の風量はファンのサイズと回転数でだいたい決まりです。もちろんファンの数や形状でも違いますが、ファンのサイズが小さいものよりも大きなもののほうが大風量であると言っても過言ではないでしょう。 回転数と動作音は同じ機種なら比例して大きくなりますから、とにかく音が静かで大風量の物が欲しければファンサイズの大きなものを選ぶのが正解です。
コンセント式の一般的な扇風機(リビング扇)の羽根径は30センチぐらいが相場なのですが、このUSBタイプ小型扇風機分野では約8センチ、約12センチ、約18センチといった3タイプの大きさに分類できるようです。
もちろん、ファンサイズが小さなもののほうが軽くて扱いやすいし収納にも便利ですので、ただ単に大サイズが良いというわけではありません。季節商品だけに「コンパクトに収納できる」というのも小径扇風機の利点なのですから。

4;置型とクリップ式

リビング扇風機と言われる従来のものはほとんどが置型でした。一部壁掛けタイプもありましたが、引掛け金具を用いてしっかりと壁にビス止めするなどして、簡単に動かすような使い方はしませんでした。
しかし、このUSBタイプ小型扇風機は小さくて軽いという利点があるので、クリップ式でどこにでも取り付けできるタイプが主流となっています。(もちろん、置型もありますが少数派です。)
ただし、クリップ式とするために操作部をそれほど大きく出来ないことから電源ボタンや風量調整、首振り、タイマーなどの操作性を犠牲にしている製品も多く見られます。

5;タイマー機能

この分野ではタイマー機能を持っている製品は大変少数派です。
リビング扇風機などではダイヤル式のタイマー機能を持っているものが多かったのですが、この小型分野ではそのダイヤル式スイッチを取り入れ難いからなのでしょう。必然押釦スイッチやタッチスイッチなどを使ってタイマー時間を設定させざるを得ないのでしょうが、私が以前購入した製品ではこの設定が大変複雑になっていたうえに、一度電源オフになるとその設定がリセットされてしまうので大変扱いにくいものになっていました。
私は睡眠時に2時間程で切れるようにしたかったのでタイマー機能のついた製品を購入したのですが、一旦切れたあとで暑さに目覚めもう一度設定し直すのが面倒くさくて結局タイマーは使わないようになりました。そんなに電力もくわないし、弱にして首振りにしておけば朝までかけっぱなしにておいた方が便利だったからでもあります。充電式ならバッテリーが空になれば自然にオフになりますからね。

以上、いろいろと述べて参りましたが、パーソナルユースとして考えるならば夏の暑さを緩和するためのベストチョイスとなりえますので、是非検討して見てください。


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