本文へスキップ

ネット通販でそろえる家づくり用品

家づくりを始める時・工事中・完成した後も

ネット通販でも購入できる商品とその注意点

建物の保証は?

建物そのものについての保証を妨げないDIYを。

購入した商品についての保証は、当然その購入先が設定している保証規定によるものとなりますが、その商品を取り付ける事によって建物自体の保証に影響をあたえるようなら問題ですね。

建物の保証は建築業者がそれぞれ定めた保証規定と、品確法で定められた保証義務に基づくものがあります。前述の工事区分の別途工事部分や施主支給品などについては当然保証対象外になりますが、施主の責任のもとで実施した工事が建物の保証に影響を与えた場合は免責となるものがありますから注意して下さい。

登場人物A

建物自体の保証に影響する工事は注意が必要です。

建物の保証に影響を与える工事例

屋根や外壁などの防水部分に影響をあたえるもの。

説明画像

外部にアンテナを取り付けるような場合は防水部分に穴を開けてビス止めしたり配線を貫通させたりする場合があります。
通常、雨漏り等については最低10年間の保証がついているものですが、施主サイドで行ったアンテナ工事が防水層を破って漏水した可能性が残るような場合は保証を受けられないケースも考えられます。
実際、漏水事故は原因がなかなか分からない場合も多いので、真の原因であるかどうかよりも疑いがあるかどうかで判断されることも多いわけです。 そんなことで、屋外に物を取り付ける場合は特に注意が必要で、エアコン工事なども壁を貫通して屋外に配管カバーなどを取り付けるわけですから同様な心配があります。
防水に対してしっかり配慮した工事をすれば良いだけですが、心配な場合は、貫通部分には予め貫通スリーブと入れておいてもらったり、取り付け部分には予め取付金具を設置して置いてもらったり、つまりそういう防水に関わる部分の工事を建築業者に任せたしまった方が良いかもしれません。



建物の構造強度に影響をあたえるもの。

説明画像

エアコン工事などで壁に配管穴を空ける際に誤って構造材である柱に傷を付けてしまうこともあります。
その他、屋根の上に太陽光発電パネルを設置したり、1階に置く予定のグランドピアノを2階フロアに持っていったり、寝室にウォーターベッドを設置したりと、構造体を傷つけたり想定外の荷重を加えたりして構造強度に影響する工事を施主サイドで行った場合は、建物全体の保証に影響を及ぼす場合があります。
最近はエアコン工事などでも下地センサーで確認してから穴開けするのが一般的で昔のような事故は少なくなりましたが、重量物についてはうっかりと置いてしまいがちです。
先程のピアノやウォーターベッド以外でも大きな水槽や大きな本棚なども思いの外重量があるものですから、設計段階でよく検討しておき、必要であれば構造的に補強しておいてもらうようにしたいものです。




トップに戻るボタン

shop infoおすすめ情報

おすすめサイト

こんな言葉に気をつけて