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睡眠について

眠るとはどういうことか

慢性的な寝不足や不眠症には必ず原因があります。 それは身体的なものかもしれませんし、精神的なものかもしれません。
しかし、その原因を探ることはそう簡単ではありません。しかも、原因がわかったからといって、すぐに安眠や快眠が得られると言うものでもないのです。 脳も含めた身体のリフレッシュ、それが睡眠

自動車は、燃料を入れて、時々消耗品であるオイルや冷却水と補充してやれば、何十万キロも走ります。
でも、連続運転は無理ですね。
無理やり連続運転をしているとエンジン本体も潤滑オイルも、タイヤまでが熱を持ってオーバーヒート状態になり、故障や損傷を引き起こします。
人間も(その他の動物も同様ですが)、連続して活動するよりも、時々休憩休息を与えながら生活するほうが、身体の諸機能がそのたびにリフレッシュできるので、よりスムーズに動いてくれるのです。
この休息の内、脳まで含んだ休息のことを睡眠といいます。
良質な睡眠とは

では、睡眠中は身体の全ての機関が休息しているかというと、そんなわけでは有りません。

心臓や肺はなどの臓器は休みなく活動していますし、当然ながら全体をコントロールする脳自体も休むわけにはいきませんが、睡眠によって、適度に、そして機関毎に交代しながら休息が取れるようになっています。

睡眠にレム睡眠とノンレム睡眠があり、レム睡眠は夢を見たりする浅い睡眠で、ノンレム睡眠は深い睡眠だという事はよく知られていることと思います。
そして、質が高く深い睡眠であるノンレム睡眠をいかに長く取れるかが睡眠そのものの良否を決定する、というような話も聞かれたことが有るかもしれません。

しかし、本当は、レム睡眠以外のノンレム睡眠時でも、レム睡眠に至らぬほど浅い睡眠時にでも夢は見ているのです。そして各々の睡眠には各々重要な役目があり、夢はその手助けをしているのだと言うことが判ってきました。

ノンレム睡眠が自分を必要とするある種の作業を終えたら、次はレム催眠に交代してその受け持ち作業を進める、というように、一晩の眠りの中で睡眠は交互に繰り返しながらその目的を達成しています。

睡眠の良否は、睡眠時間の長さではなく、この睡眠サイクルが規則正しくとれているかどうかで決まっています。
睡眠時間が短いにも関わらず、熟睡したと感じる人もいれば、どんなに長く睡眠を取っていても眠り足りないと思う人もいます。
一日に必要な睡眠時間は「8時間」或いは「7時間」などと言われていますから、それに比べて、自分は4時間しか眠れないから不眠症だ、と悩んでおられる方も多いようですが、例え4時間の睡眠時間でも、良質な睡眠さえとれていれば、そんなに神経を尖らせる必要は有りません。

では、どうしたら良質な睡眠がとれるのでしょう。
残念ながら、「健康な身体を維持しストレスの少ない規則正しい生活を送る」という当たり前の事以外に、どうやら特効薬的なものはないようです。
しかし、特効薬は無くても、良質な睡眠に近づける方法は有ります。
本サイト紹介の安眠・快眠の為の方法やグッズが、少しでもそのお役に立てば幸いです。


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