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商品使用レポート

イモタニ(IMOTANI)
【 ビューティーシェイプ ストレッチャー HH-701 】を使ってみました!

2014/8/27[掲載日]

以前より、体が固いのを自覚しており、特に立位体前屈は小学校以来の苦手種目なので、少しでも柔らかくなることを願ってストレッチボードを購入してみました。
ちなみに購入当初の立位体前屈値はマイナス(床上ということ)10センチ、反動をつけて何とか床に届くか届かないかというレベルでした。

ストレッチボードとは、前方を高く傾斜をつけた台に載って立つ事により、足腰、特にふくらはぎの筋肉を伸ばしてやるもので、類似商品のアサヒ「ストレッチングボード」などは整体院などでも良くお目にかかるほどの人気商品です。

今回購入したのは、その「ストレッチングボード」ではなく、イモタニ製の「ビューティーシェイプ ストレッチャー (スケール付き) HH-701 」です。

なぜこちらを選んだかと言うと、価格の安さもさることながら、足つぼを刺激する指圧突起に惹かれたのと、立位体前屈の測定効果を確かめるスケールがついていたからです。

果たして、どんな効果が得られたのか、また使い勝手はどうだったのか、これは使い始めて1ヶ月後のレポートになります。

デザインやカラーリングは好感が持てる

本体はABS樹脂で作られており、コーナーに丸みをもたせたデザインと言い、指圧ボード面の印刷色と言い、健康器具らしい雰囲気と清潔感が感じられます。

但し。指圧突起部の表示は本体に印刷せれているとばかり思っていたのですが、実際は印刷されたシートが載っているだけです。ですから足の裏が汗などで濡れていると、台から降りる時にくっついて来ますので、初めての時はよろけそうになりました。毎日使うようになると、いちいちツボの位置などを気にすることは無くなるので、印刷シートは外してしまっても良いかもしれません。

いかにも効きそうな足ツボ突起

傾斜角度は背面のアジャスターにより調整します

踏み台の角度調整は背面に有るアジャスターの位置をずらして調整します。
前面にある固定された二つのゴムと、アジャスター先端にあるゴムの合計4ヶ所が支点となって、この台を支えることななります。
ご覧のように、アジャスターについているゴムは台の隅よりかなり内側になりますので、不用意に前方の片端に荷重をかけると転倒の恐れもあります。
実際に足型の位置に普通に立っている分には全く問題は有りませんので、欠陥でもなんでも無いのですが、小さな子供やお年寄りが使用する場合は、事前に注意して上げた方が良いでしょう。

傾斜角度を調整する背面アジャスター

4段階調整はできるも、操作は少し面倒くさい

角度調整は16度から29度の4段階に調整できます。
写真のように、アジャスターを持ち上げてストッパーをずらして固定することになります。

ストッパーはアジャスター側でずらし、本体側の凹部もそれに合わせた位置にはめ込むようにします。具体的には後述する取扱説明書をみてもらえば判りますが、はっきり言って少し面倒な作業です。
私のように一人で使用する場合は、最初に一回やるだけですから何ということもないのですが、家族数人で利用する場合は、それぞれで適する角度が違うと思いますので、載るたびに調整するのは煩わしく感じられるでしょう。

さて、肝心の調整角度ですが、私の場合は一番低い16度が丁度良い角度でした。
それ以上になると、とても立っていられませんでした。

一番急な角度に調整した場合

指圧突起は期待外れ

さて、期待していた指圧突起ですが、残念ながら、私には突起の高さが不足しているようです。
つまり突起の高さが低いので、あまり指圧効果は感じませんでした。
ご覧のように、位置によって高さも変えてあるので、それなりの理由が有って高さを決めたものと思いますが、「痛気持ちいい」状態を予測していただけに少し残念な結果でした。
しかし、この突起、当然、無いよりも有ったほうが良いわけですし、体感以上の効果があるのかもしれませんので今後の効果に期待したいと思います。

足ツボに合わせて突起の大きさも変えてある

裏返して背面ストレッチャーになるも、利用する機会なし

じつはこの製品、普通にストレッチボードとして踏み台として使用する他に、裏返して背面ストレッチャーにもなるように設計されています。
ご覧のような状態にして背中にあててストレッチするわけですね。
私の場合は、他のレポートにもあるように「バックストレッチャー」を別に利用しているので、この製品をその為に使うことは無いのですが、付加価値の一つとしては良い着眼かも知れません。
しかし、先述したようにアジャスターの角度調整が少し面倒な操作を必要としますので、気軽に表裏を反転させて使う気になるとは思えません。

背面ストレッチャーとして利用する場合

スケールはプラスマイナス10センチの測定が可能

この製品は立位体前屈測定用のスケールが付属しています。このスケールが必要なければ、同じイモタニからHH-700としてもう少し安価な製品が出ています。(多分スケールの有る無しだけの相違なのだと思います。)

このスケール、取り付ける際に上下を反転させることによって、測定範囲をマイナスとプラスの双方10センチに設定することが可能です。
下の写真はマイナス側、一番上の写真はプラス側にしています。
製品を使い始めてしばらくは、毎回測定値を気にしていましたが、このところ特に数値を気にすることはなくなりました。というのは、そんなに日々の変化があるわけでは無いからです。
でも、どうでしょう、使い始めて一ヶ月で3センチほどは改善したでしょうか。
今後はどうなるものか、一年後を楽しみにしていたいと思います。

立位体前屈測定用のスケール

梱包ケース裏面に印刷された取扱説明書

取扱説明書は梱包箱の背面に印刷されていました。
そんなに使い方が難しいわけではないし、一度覚えたら忘れるようなものではないので、これで充分といえばそうなのですが、取扱説明書を保管する習慣のある人はちょっと残念かもしれません。

下の写真をクリックすると拡大して読むことが出来ます。

クリックすると拡大します。

腰痛に効果あり!

使用し始めて約一ヶ月が過ぎました。
もともとの目的であった身体の柔軟性は、先述したように約3センチの改善がみられたのでまずまずなんですが、この器具を使わなくても、毎日立位体前屈をしていればその程度の効果は有るのかも知れませんので、器具の効果といえるかと言うと断言出来かねます。

しかし、腰痛には明らかに効果があったような気がします。
実は、最初に利用し始める時に、アサヒ「ストレッチングボード」のホームページで、ストレッチングボード体操を見て、そのまねをしてみたのです。
中でも骨盤矯正体操と書かれた以下の様な動作が腰痛に良いとなっていましたので、万年腰痛持ちの私としても念入りに(と言っても一日3分、2回)実行してみました。

■ 立位体前屈の運動をする時に、右ヒザを曲げて前屈する時には右腕を伸ばし、左ヒザを曲げて前屈する時には左腕を伸ばす。片側ずつ20秒静止して交互に3回繰り返す。

その結果、かなり腰痛が楽になりましたので、これはこの器具の効果に違いないと思えるのです。
もちろん、長年付き添ってきた腰痛がそんなに簡単に完治するわけは有りませんが、腰痛改善でおなじみの中川式ストレッチングベンチ(腰部ストレッチャーのページに掲載)も原理的には似たようなものではないかという気もするものですから、少し意を強くして、これからも続けて行きたいと思います。


この商品の本サイト掲載ページはこちらです。


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