本文へスキップ

車の購入や買い替え時に今後かかる費用をシミュレート

その車でその期間乗ればこれだけの費用がかかる

ガソリン車とハイブリッド車はどっちが得?

乗り続けるより買い替えた方が得なのは判ったけど・・・

ハイブリッドはどう

Aさんは10年物のレガシーよりも安全で疲れないコンパクトカーに買い替えた方が得だという言うことは分かりました。(我慢して乗り続けるより新車に買い替えた方が得?参照)
10年間の燃料代が約90万円も安くつくのが大きなポイントでした。
でも、そうなるとやはり気になるのがもっと燃費の良いハイブリッドカー。
候補に上がったHONDAフィットにももちろんハイブリッドモデルがあります。そして、どちらかといえばハイブリッドモデルの方が主力商品として位置付けられているようです。


ハイブリッドはどうなんだろう・・・

ハイブリッドカー

ハイブリッドカーの燃費が良いのは周知の事実だけれど、ガソリン車に比べて車両価格がかなり高いのも事実です。
ガソリン車との価格差をその燃費の良さだけでくつがえすには20万キロとか20年とか、とにかく長い距離を乗らないと元が取れないので普通に日常の足程度で使う分にはガソリン車のほうが得であるとか、それ以外の要素、例えば環境貢献とか静粛性とか先進性などを求めるならばハイブリッド車を選ぶ価値があるとか、とにかく色々な情報が氾濫しています。
ところで本当に損得だけで比較したらハイブリッドはガソリン車に勝てないのでしょうか?
燃費だけではなく税金面での優遇もあるハイブリッド、やはり具体的に試算してその差を比べて見ることにしましょう。


比べるハイブリッドは同じ車の近いグレード

比較する車

比べると言ってもフィットとプリウスを比べるのはナンセンスですし、同じフィットでもグレードの違うものを比べるのは平等ではありません。やはりフィットならフィットで、できるだけ同じグレードのものを比べる必要があります。
そこで「フィット13G・L Honda SENSING」と「フィット HYBRID・L Honda SENSING」の二つを、このサイトの「シミュレーション」を使って比べることにしました。


入力の手間を省くために、既存データを修正して新しく試算。

比較入力

メニューの「シミュレーション」から入ると全てのデータを一から入力しないといけないのですが、既に保存してあるデータが有れば、それを修正して新しいシミュレーションを行うことができます。
そのやり方は、メニュー「保存済データ表示」から入って「保存済データ一覧画面へ」と進みます。そこで前回保存しておいた「フィット 13G・L」を選択して「選択したデータを表示する」でガソリン車の試算結果を確認します。そして「上記データを修正して新シミュレーション」と進んでハイブリッド車が異なる欄のみを修正します。
燃費や価格、税金欄などは当然異なりますので修正入力します。その他、車検については、ガソリン車は価格優先で車検専門店で行うとしていましたが、ハイブリッド車の場合はやはりデイーラー車検を選びました。
燃費についてはカタログ燃費も入力しましたが、ネット上で実燃費もある程度推測できたのでその項目も入力しました。


総費用はほとんど変わらないどころか・・・

車両価格は30万円差があったハイブリッドですが、試算した結果は12万円差になりました。
(シミュレーション結果をCSV形式でエクスポートしてエクセルで整型してあります)



しかし、車検を受ける場所を双方同じ場所にすればその差額は16万円ありますから、あっという間に逆転してハイブリッドの方が安くなります。
しかも、購入時の値引き金額もここでは同じにしていますが、車両価格の高いハイブリッドの方が値引き額も大きくなるでしょうし、期間後リセールバリューももっとハイブリッドが有利になるものと思います。
そのあたりの条件を変えてもう一度試算してみると以下のようになります。
どうでしょう?



ハイブリッド車の方が約10万円もお得になるという結果になりました。
なおかつ、同じグレードとは言いながら馬力もトルクもハイブリッドのほうが優れていますし、静粛性やエアコンの効き具合などもハイブリッドに軍配が上がります。
となれば、年間走行距離8000kmで10年間という条件ならハイブリッドを選択した方が良いということになりました。



トップに戻るボタン

CAR purchase L&G SIMくるま購入損得シム

「くるま購入損得シム」は
車にかかるトータル費用を試算して
最適な購入計画のお手伝いをします