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紀州犬の早太郎が徒然なるままに書き綴る独り言

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パーの巻

老いとうない


一年以上前の話「老化現象あらわる」で嘆いて以来 
このところ とみに老いを感じるようになった

春の前庭疾患騒動で それが少し加速されたのかもしれないけど
視力 聴力 筋力 全てにおいて衰えを切々と感じる

江戸時代 臨済宗の禅僧で仙腰a尚という人がいた
その仙腰a尚が作った狂歌で 老人六歌仙 てのがある


しわがよる ほくろができる せはちぢむ
あたまははげる 毛は白くなる

てはふるう あしはよろつく 歯はぬける
耳は聞こえず 目はうとくなる
 
身におうは 頭巾えり巻き 杖眼鏡
たんほ温石 しびん孫の手

くどうなる 気短になる 愚痴になる
心はひがむ 身は古くなる

聞きたがる 死ともながる 淋しがる
でしゃばりたがる 世話をしたがる

又しても おなじ話に 子をほめる
達者じまんに 人はいやがる


面白いでしょ まったく 老いるってイヤだね
まあ 身体的な老いは如何ともし難いけど
老人(犬)的行動は慎まなくちゃ

この仙腰a尚 数々の修行を積んだ名僧らしいけど
死に際にこう言ってこの世を去ったらしい
「死にとうない」

ぼくなんて 全然修行も何も積んでないけど つくづく思う
「老いとうない」


いちごぶらんとさがった

   

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随筆のイメージ

日本4大随筆のひとつ

日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・ 
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね  ワンワン!