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紀州犬の早太郎が徒然なるままに書き綴る独り言

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パーの巻

餅はこうして食べる


新年明けましておめでとうございます

という言い方は間違いなんだって テレビでやってた

新年 は 年が明けるという意味を含んでるし
明けまして は 新しい年になったことを含んでるんで
同じ意味の言葉をダブって使うことになるから間違いなんだって

つまり「頭痛が痛い」とおんなじって事らしい
なおかつ「太ったデブ」ともおんなじって訳

じゃあ 「食べ過ぎてお腹いっぱい」は?

食べ過ぎればお腹はいっぱいになるに決まってるわけだから
「お腹いっぱい」だけでも充分に意味は通ずる

だけど やっぱり「お腹いっぱい」の前には「食べ過ぎて」を付けたい
つまり満腹状態を強調して表現したい時には これでイイような気がする

同じように 始めの「新年明けましておめでとう」も
「新年になったね (ほいでもって) 明けましておめでとう」
の短縮形だと思えば これでイイような気もする

ところで 食べ過ぎてお腹いっぱいになる前に 
餅を喉につまらせてお亡くなりになる人が毎年大勢いる 

毎年毎年 お餅で お気の毒な事態が起こっているのに
それでも相変わらず 同じような事故が起きる
やっぱり「自分だけは大丈夫」症候群のせいなんだろうか

「こんにゃくゼリーは喉につまらせると危険だから規制しよう」という世間も
さすがに 
「お餅は喉につまらせると危険だから規制しよう」という声は聞かない

お餅は伝統ある食文化であり 誰もが喉につまらせる危険性を知っているので
お餅そのものが悪いのではなく
そういう食べ物を喉につまらせるように食べた本人の方に過失がある 
というのがその理由らしい
ぼくは よくある「新人イジメ」の一つに過ぎないのではと思うのだが・・

実は 此の伝統文化であるお餅には ぼくも去年はエライ目にあった

餅にガブっと食いついたら 上顎の下にこびりついて取れなくなったわけ
詳しいことは「餅が・・」を見てもらえばいいんだけど

今年は そんなことが起こらないように(ぼくだってバカじゃないから)考えた
だから 予め ご主人にこう頼んで置いた

「お餅は1センチ角に小さくしてから頂戴ね」と
それから
「表面がパリっとするまで焼いて ちょっと冷ましてから頂戴ね」と
尚且つ
「あんまり甘すぎないように作ったアンコを付けて頂戴ね」と

かなり控えめの要望のつもりだったけど
第2 第3の要望はあっさり却下された

でも面倒くさがりのご主人も最初の要望だけは聞いてくれた

もっともそれは最初から予想してたことだけどね
ぼくが一つしか要求しないと その一つが却下される可能性がある
さすがに三つくらい要求しておけば 一つくらいは聞いてくれるだろう
というぼくの読みが上手くハマったわけ
(こういうのを外交センスが良い という)

おかげで今日は小さく切ったお餅にありつけた しかも10個も

やっぱりお餅は美味しい 一年中これでもいい
日本犬に生まれて本当に良かった


いちごぶらんとさがった

   

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随筆のイメージ

日本4大随筆のひとつ

日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・ 
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね  ワンワン!