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紀州犬の早太郎が徒然なるままに書き綴る独り言

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グーの巻

リンゴの気持ちは・・

リンゴといっても 椎名林檎じゃないよ
もちろん あのリンゴスターでもない

そう 果物のリンゴの気持ち について

戦後の流行歌に リンゴの唄 ってのがあって
終戦直後の時代を背景にした映画やテレビドラマでは
かならずと言っていいほど この歌が流れる

赤いリンゴにくちびる寄せて 黙ってみている青い空
リンゴはなんにも言わないけれど りんごの気持ちはよくわかる
リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ

はて リンゴの気持ちって なに?

その答えは簡単
「わたしはこんなに真っ赤に色づいて美味しそうでしょ
 だから わたしを早く食べてちょうだい
 そして もちろん 種もそのまま飲み込んでね
 そのまま 好きなところに できれば広範囲に移動して
 わたしが生育しそうな場所を見つけたら そこでウンコしてね
 それまでは わたしの種は消化されずに頑張っているから
 じゃあ ヨロピク」 ってことでしょ

だから本当は 人間みたいに種を食べずに果肉だけを食べて
肝心の種はゴミとして捨てちゃうなんて 想定外のことだけど
「人間は美味しい果実を採るために いっぱい栽培してくれるから」
ということでお許しがでる

でも 犬に対しては厳しい
「ほら ちゃんと種まで食べて ちゃんとウンコしてちょうだいね」
というのが リンゴの偽らざる気持ちであることは知っている

ところがどっこい そうは問屋がおろしませんよ (古い言い回しだなあ〜)

だってぼくは ほら 果物なんて嫌いだもん
みかんだって バナナだって 柿だって食べないもんね

先日 柿を無理やり食べさせられてお腹をこわしたばかりだし
(「柿食えば・・」参照)

実は今朝 ご飯のあとで ご主人がリンゴを食べろという
「リンゴが赤くなると、医者は青くなる」とか
「リンゴ一個で医者いらず」とかいうほど 体に良いんだそうで
だから ぼくにも食べろという

石田三成はリンゴについてまで言及してはくれなかったんで
なんとも言い逃れできない
仕方なしに ちょっとかじった
スッパイ
だから 果物っていやなんだよね
ペッと吐き出してやった

リンゴにしたって ここまでぼくに嫌われてるとは思ってなかったに違いない

リンゴにだって心はある
いやなご主人に食べられ 好きな早ちゃんには嫌われる

君の気持ちは良くわかるよ

リンゴ可哀想や 可哀想やリンゴ



いちごぶらんとさがった

   

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随筆のイメージ

日本4大随筆のひとつ

日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・ 
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね  ワンワン!