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紀州犬の早太郎が徒然なるままに書き綴る独り言

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グーの巻

犬と猿のお話

秋になると 紅葉の季節

愛知県の足助地方にある香嵐渓は紅葉の名所なんだけど
その香嵐渓の「もみじ祭り」で 毎年人気者になっている動物がいる

えっ!  ぼくじゃないよ 照れるなあ〜
そりゃ ぼくも 格好いいけど・・  
あんまり愛想よく振る舞うことは 苦手なんだよね

その人気者は 猿回しの「猿」くん
顔はこんなやつ-->
ぼくも見物したんだけど
そりゃ 面白いのなんのって
クルンと宙返りしたり お金を投げてもらうと ペコンとお辞儀をしたり
まあ 笑えた 
 だけどやっぱり猿は猿でしか無いね
  10円玉でも千円札でも おんなじペコン だもの
      ぼくだったら お辞儀の角度を調節するもんね 

ところで  一般的に ぼくたち犬と猿は 仲が悪いんだってさ

おかしいね 一緒に桃太郎の家来になったのに
もう一匹 雉くんがいて 犬は忠誠心、猿は知恵、雉は勇気 の象徴とか

まあ ホントは 犬が知恵も勇気も一番なんだけど
 それだと犬が三匹になっちゃって
   桃太郎が鬼退治したと言うよりも
     犬たちが桃太郎を案内役にして鬼退治したようになっちゃう 
仕方がないから 他の動物も入れてあげた というのがホントの話
    (いろいろ気を使ってんだから)

それはさておき 何故 仲が悪いと言われているか という話に戻ると
実は・・「猿神退治伝説」というのがあって 犬と猿が敵役になっている
詳しくは ぼくのHP「早太郎伝説」をご覧いただくとして
簡単に言うと「悪い猿から若い娘を助ける強い犬」の物語が広く流布してるからなんだ

ぼくは 犬だから こういう物語は大好きだけと
もし ぼくが猿だったら 「どういうこと!」 だよねえ
(世の中のどんな揉め事も 一度相手の立場に立って考える事、エヘン)

そこで猿のやつも 「猿が悪い犬を懲らしめる物語を探してやる!」と思ったんだろうけど
      ・・・・これが 無いんだよね

どうしたって 犬はいい奴で 猿は悪い奴なんだ (猿くん ごめんね)

という訳で 失意の猿くんには申し訳無いけど
     これもジャジャジャジャーンだと思って

  今年も頑張って クルン ペコン してね

いちごぶらんとさがった

   

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随筆のイメージ

日本4大随筆のひとつ

日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・ 
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね  ワンワン!