先日の桃太郎の話で犬が鬼の味方をして桃太郎を追い払ったでしょ
でもあの後はどうなったんだろう?
きっと桃太郎は「犬の奴め 裏切りやっがって」と大変なご立腹かと思う
それはそうでしょ
今まで自分の味方とばかり思っていたものが
急にラーメンにつられて刃向かって来たんだもの
そもそも なぜ犬が裏切りをしなければならなかったのか
ここで ぼくが同じ犬として 弁明してあげよう
エヘン
まず 犬が最後に桃太郎に歯向かった行動そのものは問題無し
何故ならば その時点で悪いのは 鬼ではなく桃太郎だから
問題は そもそも動機が不明である鬼退治にどうして犬が加担したのかという点
ここで 桃太郎の家来になる(つまり加担する)場面を振り返ってみよう
犬はお腹をすかせていた(はず、ぼくがそうだから)
そこにキビ団子をちらつかせた桃太郎が
団子の譲渡と引換に鬼退治への加担を迫る
さあ ここがポイント
犬はすぐに結論を出さねばならない
何故ならば 犬はお腹が空いていて
このチャンスを逃したら
いつおまんまにありつけるのか判らない
本来 慎重に時間をかけて判断するならば
「鬼を何故成敗しなければならないのか?」つまり罪の認定
「どのような方法で成敗するのか?」 つまり罰の選定
「桃太郎が成敗してよいのか?」 つまり裁判権及び刑の執行権の有無
などを慎重に検討した結果
「桃太郎が刀剣類を用いて鬼を惨殺して成敗することを可とする」と結論を出した上で
自分の労働の対価として キビ団子の譲渡を受ける契約を交わすべきだった
しかし ここで犬はとっさに
「鬼の外見は恐ろしい」
「外見が恐ろしい奴は悪いやつだ」
「だから鬼は悪いやつだ」
「悪いやつを成敗するという桃太郎に正義はある」
「それに加担すれば 正義の味方にもなれるし キビ団子も手に入る」
「OK!」
と咄嗟に判断してしまった
ここに デザイン・ヒューリスティックの罠があった
(クククッ 覚えたての言葉を使いたがりの・・ぼく)
つまり犬の脳が
(時間も無いことだし、お腹も空いていたんで)
本来 充分に時間をかけて慎重に判断すべき問題も
分類認知の経験則に基づき 瞬時に判断してしまったことが原因である
簡単に言えば 脳が省エネ回路を使ったってこと
悪い? 悪くないでしょ!
ぼくだって いつもそうだもん
怪しい人間が来たら(本当は良い人かもしれないけど)すぐワンワン
知らない人が手を出せば(本当は撫でてくれるんでも)すぐガブッ
文句ある?
ところで ぼくがどうしてヒューリスティックなんて言葉を知ったかというと
「思い違いの法則」っていう本を読んだから (老眼鏡をかけてね)
思い違いの法則: じぶんの脳にだまされない20の法則

日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね ワンワン!