春ともなれば 気が変になる人もある
「世の中に復習する」とか何とか言って強盗殺人までしてしまう輩もいる
でも やはり春は 恋人たちの季節 と云うことにしたい
白い恋人たちもいいけど 黄色い恋人たちもいい
ということで 一年前に大アサリを食べ損なった恋路ヶ浜にやってきた
(食べ損なった経緯については「恋路ヶ浜伝説異聞」をみてね)
さて ここ恋路ヶ浜は 「恋人の聖地」と云われている
なにやら日本全国あちこちに「恋人の聖地」という文句を聞いているような気がする
調べてみると「恋人の聖地プロジェクト」なんぞというものがあり
候補地を見つけてはどんどん認定作業をすすめているようだ
興味のある人は「恋人の聖地MAP」をご覧頂きたい
ちゃんと伊良湖岬の恋路ヶ浜も載ってるよ
そんなわけで 恋人の聖地は山ほど有ることがわかったけど
さて 紀州犬の聖地はどこにあるんだろう
やっぱり「弥九郎の犬」が紀州犬の祖だという物語を根拠として
三重県南牟婁郡御浜町阪本あたりを聖地とすればいいんだろうか
それとも ぼくが勝手に「紀州犬の聖地プロジェクト」なるものを作って
「ここが聖地ですよ〜」と決めちゃえばいいのだろうか
ま それも面倒くさいから
「恋人の聖地」=「紀州犬の聖地」 ってことにしておこうか
いちいち紀州犬の聖地MAPを作る手間も省けるし・・・
そんな事を考えながら 恋路ヶ浜に独りたたずむぼく
潮風になびくぼくの鶴髪(換毛時期につき綿毛も飛んでるけど)
黄色く咲き乱れる菜の花
なんとロマンチックな風景だろう
近くで「渥美半島菜の花まつり」なんてのもやってるらしい
菜の花といえば「菜の花のおひたし」や「菜の花漬け」を思い出す
ん! 急にお腹が減ってきたぞ
そうだ 思い出した 実は 大アサリを食べに来たんだ
さっそく 大アサリを焼く匂いを頼りに とあるお店の前までやってきた
「ク〜ン ク〜ン」
なんと ご主人が既に大アサリを用意して待っていてくれた
というよりも 自分だけ先に食べて 余りを残しておいてくれた
そいつを ガブ
美味い
これじゃあ足りないからもう一皿購入してもらい 又 ガブ
ついでに日本酒もチビチビやりながら ガブ
う〜ん
さすがに「食い意地ヶ浜」と云われるだけのことはある
ここを「食い意地犬の聖地」とすることに何の異論があろうことか
日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね ワンワン!