最近は子供の名前がやけに難しくなっている
つまり 簡単な名前が無くなって来ている
男なら 〇〇郎 とか ◯夫とか
女なら ◯子とな 〇〇枝とかね
ぼくみたいに 早太郎なんていう名前をつけようもんなら
小学校に入ったくらいの時に 「どうしてこんな名前つけたんだい」って文句を云われる
流行りの名前は 蓮 颯太 結衣 陽菜 などなど
今日のタイトルの安里佐なんてのも いかにも今日風の名前のようだけど
実は戦国時代の女の人 鶴姫はその恋敵?
いくら丼って 美味しいよね 北海道名物
新鮮ないくらを これでもかって感じであったかご飯にかけて ガブガブ食べる
一度食べてみたいもんだと思っているけど なかなかありつけない
いくら丼が無理なら いくらどう でいいかと思って
岡山県に有る井倉洞に行ってきた
なかなかアップダウンが激しくて距離の長い鍾乳洞で
自分では 日本三大鍾乳洞の一つだといってるんだけど
龍泉洞 秋芳洞 と もう一つは高知県の龍河洞だと言うのが多数の意見
ま でも自分でそう言ってるくらいだからなかなか見応えはある
入場料が1000円というのはちょっと高すぎるような気がするけど
ぼくは犬だから関係ない 当然スルー
で この井倉洞の出口付近にあるのが「ありさの宮」
やっと安里佐ちゃんの登場となる
ここは写真のとおり かなりえぐれた洞窟の奥に小さな祠
そばに看板がたっている
ズームアップしてよく見ると
こんな縁起が書いてあった
つまり安里佐ちゃんと茂作(これは最近の流行とはほど遠い名前)の悲恋物語
というか あほな茂作にだまされた可哀想な安里佐ちゃんのお話だね
茂作がお姫さまに一目惚れして一旗挙げてやろうと恋人を捨てて逃げちゃった
安里佐ちゃんは毎日毎日帰ってくる日を待ち望んでいたのに
ついに待ちきれず 世をはかなんで 淵に身を投げて死んじゃった
村人達は憐れに思って お宮(というより祠)を建てて供養した というのがあらすじ
以前にここでも書いた「白滝伝説」によく似ている
安里佐ちゃんはこんなふうに死んでしまったけど
恋敵?の鶴姫はどうなったかと言うと
縁起にも書かれている如く 嫁ぎ先のお城が落城する際に
女軍を指揮して戦い、敵将に一騎打ちを挑んだほどの大活躍のすえ 自害して果てる
詳しくは「豊岳山久昌寺のHP」をご覧いただければ判るけど
どうも 茂作くんクラスの男が太刀打ちできるような柔な女性ではなかったらしい
で この茂作くんはどうなったかというと
チャンチャチャ〜ン
一国一城の主になれば鶴姫を娶ることもできるだろう と旅に出たあと
矢作川の橋の下で蜂須賀小六に出会い
その後運良く織田信長の足軽になることができ
トントン拍子に出世して 中国方面の軍事作戦指揮官になり
毛利軍と対決する
この時 毛利陣営から織田方に鞍替えしたために毛利軍に攻められ ついに落城した城がある
その時 女だてらに最後の一戦をし 雄々しく散っていった一輪の花が
かって自分が恋い焦がれたあの鶴姫であった事を後日知ることになる
まこと 禍福は糾える縄の如し
日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね ワンワン!