ぼくの住んでいる庭は廻りをフェンスで囲まれている
(ぼくが脱走しないようにね)
だから 毎朝の散歩の時にはそのフェンスの扉を開けて出ることになる
もちろん ぼくが開けるんじゃなくて ご主人が開ける
その扉にはカギがかかっている
といっても 南京錠などという立派なものではなく
掛け金具にナス環を引っ掛けただけのもの
開ける時にはカギを外す つまりナス環を外すことになる
外したカギはどうするかというと その扉の横の杭頭に置いておく
帰って来たら 扉を閉めて またそのカギ(ナス環)を掛ける という作業手順になる
一年三百六十五日 毎日毎日それが繰り返される
(カギなんか掛けなきゃいいのに)
そのカギが この話の鍵 (*^_^*)
昨日 散歩から帰って来て ご主人がその扉の横を通る時に 杭頭からナス環が落ちた
「カタッ」っていう小さな音がしたんで それが判ったらしい
杭頭を見ると やっぱりナス環が無い
無いものは探すに如かずと おもむろにその周りの地面を探した
なにも慌てて探す必要はない その辺に落ちているに違いないのだから
おもむろに探せば充分なのだ
ところが・・
なんということでしょう(Before-Afterの決まり文句)
すぐに見つかるとばかり思っていたナス環が 探せど探せど見つからないのだ
杭頭から落ちて何かの拍子に飛び跳ねたとしても
たかだか1mの高さから落ちた金属製のナス環が 2mも3mも飛んで行くわけはない
必ず見つかるはずなのに どれだけ探しても 何度探しても見つからない
不思議だ 全く不思議??
昨日から何度も探しなおしているのに まだ見つからない
ご主人も まさか カギが無くなったのが惜しくて探しているわけではない
見つかるべきものが見つからないのが悔しいのだ
ナス環には匂いが付いていないので 流石にぼくの鼻でも探せない
こんな不思議なことって有るんだろうか?
待てよ!
そういや あのマレーシア航空370便の消息もいまだ不明なのだ
今 世界中に大変なことが起きているんじゃないだろうか
4次元の世界との扉が開いたとか・・・・
大型旅客機とぼくんちのナス環
この世から忽然と消えた二つの物体は 今何処
日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね ワンワン!