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紀州犬の早太郎が徒然なるままに書き綴る独り言

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パーの巻

体罰


小さい頃に 犬の訓練所なるところに5回ぐらい通わされたことがある
待て とか オスワリ とか 伏せ とか の勉強にね

美味しいおやつに釣られて(言われたとおりにやるとおやつを貰える)しつけが行き届いた犬に仕上がる
というやつ

でも 訓練の途中に(他に面白そうなものがあったりして)気が散る時がある
そうすると バシッと どこからか体罰が下る
誰が下しているかはすぐ判るんだけど 本人は(嫌われたくないもんから)知らんぷりをしてる
でもね そういうもんだと思ってたし 今でもそりゃあ仕方が無いと思う

今はこうして飼い犬になってるけど
ぼくたちって 元々の野生であれば しつけは 全て体罰だもんね
多分 危ないところに近づけば ゴツンと どつかれ
群れの親分に反抗したら ガブッと やられていたんだろう
そうやって社会の中での生き方を体で覚えてきた

「人間はお利口さんだから体罰は必要はない ちゃんと話せば判るんだから」
という人もいるけど
人間って そんなにお利口さんなのかな?

ぼくなら ゴチャゴチャと長いお説教を聞かされるよりも 
「ダメッ」ゴツン の方がよっぽど有難いけどね

最近テレビで盛んに報道されている体罰
「体罰」という言葉だけを悪者にしているようだけど 
問題の本質は 指導の方法と云うよりも指導の姿勢なんじゃないの
生徒のためにではなく 学校のためとか 自分の虚栄心のためとか
発奮させるためではなく 他の生徒への見せしめだとか
教育ではなく 日頃溜め込んだ鬱憤の発散とか
この事件で裁かれなくてはいけないものは そういった心
或いは 周囲で気づかなかった 又は気づいていても問題にしなかった 人の心であり
「教育現場での体罰禁止」だけにすり替えて 教育指導の方法をいたづらに規制するのは問題では・・

そもそも「猪木の気合入れビンタ」を面白おかしく放送している同じ放送局が
「体罰禁止」などと大声を張り上げるのはいかがなもんでしょうか

しつけの基本は 「陰で叱って みんなの前では褒めること」
ぼくだって 他の犬の前で 頭ごツン はイヤだもんね


いちごぶらんとさがった

   

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随筆のイメージ

日本4大随筆のひとつ

日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・ 
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね  ワンワン!