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紀州犬の早太郎が徒然なるままに書き綴る独り言

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パーの巻

賞味期限切れの食べ物


「この子はお腹が弱いから 古い食べ物なんか食べさせたら すぐに腹痛を起こしちゃうの」

なんて話をよく聞くけど 
腹痛ってなに? お腹が弱いってなに?

ぼくなんて いつも賞味期限の切れた食べ物を食べてるけどね

え? そう 知ってるんだ  いつもそうなんだから
パンをくれる時なんて だいたいは3日程度の期限切れ
ハムをくれる時なんて だいたい一週間程度の期限切れ

でも 生まれてこの方 一度もお腹をこわした事はない

ぼくが犬だから?
ま そうなのかもしれないけど
それにしても 賞味期限なんてのに縛られてる人間も人間だよね

賞味期限を過ぎたってほとんどのものは食べられる
あれは 美味しく食べられるだろう という期限なんだから
もうこれで食べられない という期限ではない

じゃあ もうこれで食べられない っていう限界期限を付ければいいのにと思うけど

あんまり長持ちされると次の消費につながらないという商売上の理由と
人間のお腹の強さも 人それぞれ違うので
限界期限以前に食べてもお腹を壊す人もいるだろうから
そのクレームやら賠償責任やらのリスクは避けたいとお思惑もあろうし
第一 規制が大好きな厚生労働省やら消費者庁なんかも許すわけがない

やはり賞味期限切れの食品は これまでどおり ぼくたちが頂くのが一番いいのかな

でも 勿体無いことに 賞味期限切れの食品をすぐに捨てちゃう人もいる
そこでぼくは考えた

近所の犬を集めて 「賞味期限切れ食品回収隊」 を組織する
そして毎日 リヤカーを曳いて 各家庭を訪問し
冷蔵庫や食品庫の中にある賞味期限切れのものを回収して廻る

回収してきた食べ物は 得意の鼻で臭いを嗅いで 問題なければぼくたちが食べる
ちょっとどうかな って思うようなやつは 近所の猫にでもやる
もうこりゃ腐ってるぞ っていうようなやつは 鳥の餌にする

こうすれば人間も猫も鳥もよろこび ぼくたちもうれしい

そして
できれば 人間の賞味期限は現在の半分位に短縮して欲しい
ぼくたちが もっと新鮮な食品を食べられる


いちごぶらんとさがった

   

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随筆のイメージ

日本4大随筆のひとつ

日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・ 
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね  ワンワン!